こんにちは!ゆこです。
今回は、布ナプキン愛用歴2年の私が、布ナプキンに関するさまざまな疑問にお答えします。
結論から言って、布ナプキンはとってもおすすめ!
私自身、その存在を少し前までは知りもしなかったし、実際に使ってみるまでは「お手入れが大変そう」とか「本当に漏れないのか不安」といった感じでしたが・・・
実は大間違い!
そこで、少しでも布ナプキンの良さを知ってもらうべく、布ナプキンの基本情報やお手入れ方法をご紹介。
さらに、実際に使ってみた感想を、メリット・デメリットすべて包み隠さずお話しします。
「実は気になってはいるけど、周りに使っている人がいなく試してみる勇気が出ない…」
「購入前にメリット・デメリットや、使用感についてリアルな声が聞きたい!」
「お手入れが面倒なイメージだけど、実際どうなの⁉」
みなさんのそんな疑問やお悩みを、少しでも解決できたらと思います。
布ナプキンとは?
コットンやリネンなどの天然素材を原料に作られた、洗って繰り返し使える布ナプキン。
サイズや用途も多様で、生理用ナプキンとしてだけでなく、おりもの用や尿漏れ対策としても使うことができます。
使用方法は、使い捨てナプキンとほとんど変わらず、ショーツに取り付けて、汚れたら交換するというもの。
ただし、使用済みのものはごみとして捨てるのではなく、お洗濯して繰り返し使うという点が異なります。
布ナプキンのお手入れ方法
使い捨てナプキンと違い、使用後にお手入れが必要ですが、その方法はとっても簡単♪
(1)洗剤を溶かした水またはぬるま湯につけ置きして、汚れをゆるめる
(2)もみ洗いして汚れを落とす
※漂白剤はNG
(3)洗濯機で洗う
※ほかの洗濯物と一緒でOK
(4)天日干しで乾かす
これだけです!
つけ置きをする容器はなんでもいいのですが、私は折りたためる洗面器を使っています。
普段はたたんでコンパクトになるので、収納にも困らず便利です。
中が見えるのが気になる場合は、上に布をかぶせて置くか、蓋になるものを用意すると安心。
また、お洗濯する際に大活躍なのがアルカリウォッシュ。
粉を水に溶かしてつけ置きするだけで、経血汚れもしっかり落ちます。
さらに、これひとつで油汚れや手垢汚れなど、家中のお掃除に使える万能アイテムです。
おりものシートでおなじみの「サラサーティ」のランジェリー用液体洗剤も、ドラッグストアなどで手軽に買えるのでおすすめ。
しかも、ボトルにメモリがついているので、1回のつけ置きに必要な分量が一目でわかる優れもの。
つけ置きで落ちなかった汚れには、直接洗剤をつけて揉み洗いするときれいに落ちます。
布ナプキンを1年間使った感想
使い始める前は「試しに使ってみて、合わなかったらすぐやめよう」と思っていました。
ところがどっこい、想像以上に自分には合っていたようで、気づいたら布ナプキンを使って2年が経過。
そこで、実際に使ってみて感じた、布ナプキンのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
肌触り&通気性のよさ
布ナプキンは天然素材を使用しているため、肌触りのよさや優れた通気性が特徴。
使い捨てナプキンの吸収体や漏れの防止に使われる、ポリマーやポリエチレンフィルムなどの化学物質は使われていません。
そのため、蒸れやかぶれ、かゆみなどが起きにくいんです!
特に夏場は蒸れが気になるところですが、たくさん汗をかいても、使い捨てナプキンを使用したときのような不快感はありませんでした。
生理特有の嫌なニオイともおさらば!
1番の驚きがこれ!生理中に感じるあの嫌なニオイがなくなりました!
もともとあのニオイは、蒸れが原因で雑菌が繁殖したり、使い捨てナプキンに含まれる化学物質と経血が反応したりすることで発生していたもの。
そのため、天然素材でできた通気性のよい布ナプキンでは、ニオイがほとんど発生しないんです。
これでもう、ナプキンを交換するときや、汚物入れのごみを処理するときの不快感ともおさらば!
お手入れの際に、経血自体の鉄っぽいニオイを感じることはあっても、臭いと思うことは全くありません。
こまめな買い足しが不要
布ナプキンは繰り返し長期間使えるため、一度買ったらこまめに買い足す必要がありません。
みなさんは、いざ生理になった時に「あれ?ナプキンない!」なんて経験をしたことありませんか?
常に買い置きしておけば問題ないのですが、前月に使い切ったことをうっかり忘れたまま、1ヶ月後に絶望するやつ(笑)
・・・私はよくやっていました^^;
布ナプキンなら、そんな心配とも無縁です。
大切にお手入れをすれば、5年は使えるといわれています。
自身のワーホリや、夫の仕事の都合で海外生活を送るようになって、不便を感じたことが「生理用品の問題」。
よく「海外製品は日本人にはサイズ・質ともに合わない」なんてことを耳にするので、私自身も日本から必ず、ナプキンやらタンポンやらを大量に持参していました。
しかし、数ヶ月分ならまだしも、それが1年以上の期間ともなると、必要な分を日本から一度にすべて持って行くのは困難。
ナプキンって軽いけど、とにかくかさばるのよね…
ネットで購入して海外に送ったり、家族や知人に日本から送ってもらったりもできますが、お金もかかるし、足りなくなった時にすぐに対応できないのも難点。
そんな悩みも、布ナプキンがあれば解決です!
「もっと早く布ナプキンに切り替えていればよかったなぁ」と、今更ながらに思います。
生理痛が軽減
20代の頃から生理痛に悩まされており、その改善策を常に模索していたところ、たどり着いたのが布ナプキンでした。
医学的根拠はないといわれていますが、実際に使ってみると生理痛や冷えが改善したという声も多かったので、試してみた結果・・・
生理痛が軽減しました!
使い捨てナプキンを使用していた頃は、生理が始まって2日くらいは、ロキソニンが手放せないほどひどい腹痛に悩まされていましたが、今では薬に頼らずに過ごせることがほとんど。
よく聞く「布ナプキンをつけるとじんわりあったかい」というのは、正直実感はあまりないのですが、冷えの改善に役立っているのかな?と思います。
これは個人差もあると思うのですが、私には布ナプキンが合っていたようです。
繰り返し使えて環境にやさしい
使い捨てナプキンは、当たり前ですが1度使ったらゴミになります。
個人差はありますが、使っては捨て…の繰り返しで、毎月の生理で出るごみの量って結構ばかになりませんよね?
その点、布ナプキンは洗って繰り返し使えるため、とってもエコ!
毎月ごみの処理をするたびに憂鬱な気分だったのが、今では少し気分が晴れやかになりました。
デメリット
使用後にお手入れが必要
お手入れ方法でもお話しましたが、繰り返し使うために、使用後は洗う必要があります。
これまで使い終わったらポイッと捨てていたことを考えると、人によっては慣れるまでは手間に感じるかもしれません。
でもすぐに慣れます!
私自身はじめは「洗濯なんてめんどくさそう」とか「本当に経血が落ちるのかな?」と思っていましたが、これが意外と簡単なんです。
つけ置き→軽く手洗い→洗濯機にポイッ!これだけ!
慣れてしまうと、このひと手間もまったく苦になりません。
なによりその手間よりも、メリットを感じることの方が多いので。
多い日や長時間使用時は漏れが心配
私が普段使っている布ナプキンは、防水シートを使っていない完全に天然素材のみのものなので、多い日の夜はいまだにちょっと心配。
これまでに、漏れて大惨事・・・という経験はないですが、念のため、特に危険そうな日はタンポンを併用しています。
使い始めの頃は、生理の終わりかけの軽い日や家にいる時間が長い日に使ってみて、徐々に使う日数を増やしながら、ナプキンの種類や交換のタイミングを見極めるようにするといいかと思います。
使い捨てナプキンよりは厚みがある
私が今まで極薄タイプの使い捨てナプキンを使っていたこともあり、初めて布ナプキンを使ったときは少し違和感がありました。
特に多い日用のものは、パットが2枚重ねで否めないもっこり感(笑)
そのため、多い日用を使うときは、お尻のラインがわかりづらい服を選ぶ必要があります。
そのほかに感じたこと
これまで、生理時特有のニオイや、ごみとなった使用済みナプキンからくるイメージで「生理=汚いもの」みたいな感覚がありました。
経血のついたものはできるだけ触りたくないし、なんなら見たくもない…といった感じ。
ところが、嫌なニオイを感じなくなったことや、ごみの処理がなくなったことで、生理に対する考え方が一変。
今では不思議と、経血がついたものでも汚いとは思わなくなりました。
また、その日の経血の量によって使う布ナプキンの種類を変えたり、お手入れの際に経血量や状態を確認することで、自分の生理について今まで以上に理解が深まりました。
おわりに
布ナプキンの基本情報やお手入れ方法、実際に使ってみた感想をご紹介しました。
布ナプキンのおすすめポイントをおさらいすると、
①肌触り&通気性がいい
②生理特有の嫌なニオイなし!
③こまめな買い足しが不要
④生理痛が軽減
⑤繰り返し使えて環境にやさしい
こんなにいいことがたくさん!
その人の生活環境や生理の度合いなどによって、必ずしもみんなにおすすめというわけではないかもしれませんが、気になる方はぜひ一度試してみてください^^
私の場合は、嬉しい体や心の変化があり、布ナプキンに出会えてよかったなぁと実感しています。
「気になってはいるけど、なかなか始める勇気がない・・・」そんな方の、一歩を踏み出すきっかけになれたらうれしいです^^
次回は、私が実際に愛用しているおすすめの布ナプキンをご紹介します。
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