こんにちは!ゆこです。
前回は「みつろうラップの疑問を解決!」ということで、使い心地やメリット&デメリットについてみてきました。
お試しで使うには市販のものもいいけれど、継続的に購入するとなるとお値段が高め。
たくさん使うなら、自分で作った方が断然お得です!
そこで今回は「せかっくなら自分で作ってみたい!」という方のためにみつろうラップの作り方をご紹介!
「お試しに最適な簡単な作り方」と、「より使い心地をアップさせるためにひと手間加えた作り方」の2パターンをご用意しました。
自分に合う方法で、ぜひ試してみてください♪
みつろうラップの作り方
用意するもの
・みつろう
※みつろうラップ1枚あたり使う量は10g前後なので、まずは100g入りの小さなものでOK
・お好みのオイル(ホホバオイルまたはココナッツオイル)
※みつろうだけでも作れますが、オイルを加えた方がやわらかくなって、より使いやすくなります。
・綿100%の布
※生地が厚いものはNG。薄い方が密着度が増します。
・アイロン&アイロン台
・はさみ(あればピンキングはさみ)
・新聞紙
・クッキングシート
※幅が30㎝以上ある大きいもの
・はかり
作り方
とにかく簡単に作りたい人向け
(1)布をカット
お好みの大きさに布をカットします。
このとき、普通のはさみで切っても問題ありませんが、刃がギザギザになっているピンキングはさみを使うと、端がほつれないのでおすすめです。
大きさは、家でよく使うお皿のサイズに合わせればOKですが、初めての場合は、1辺が15㎝~20㎝の正方形で作るのがおすすめです。
※今回は20×20㎝にカットしたものを使って説明していきます。
(2)アイロン台に新聞&クッキングペーパをセット
アイロン台にみつろうが染みないように、新聞紙2枚を2つ折りにして敷きます。
つづいて、新聞紙の上に、布より大きくカットしたクッキングペーパーを敷きます。
(3)みつろう&オイルを布の上に広げる
先ほどカットした布をクッキングペーパーの上に置き、 みつろう10gをまんべんなく広げます。
さらに、ホホバオイル3gを全体に垂らします。
布の厚みによって、必要なみつろうやオイルの分量は変わるので、上記は目安で。
少しくらい多くても少なくても大丈夫!
やりながら量は調整してみてください。
最後に、大きめにカットしたクッキングペーパーを重ねます。
(4)アイロンを押し当ててみつろうを溶かす
中温に設定したアイロンで、クッキングペーパーの上から押し当てます。
▼みつろうが溶けるとこんな感じ(右半分)▼
すべてのみつろうが溶けるまで繰り返します。
(5)足りない部分にみつろうを追加
みつろうが完全に溶けたら、一度クッキングペーパーをめくってみて、みつろうがしみていない部分がないかを確認します。
みつろうが足りない場合は追加して、再度溶かしていきます。
(6)アイロンを滑らせて仕上げ
最後にアイロンを滑らせるようにして、全体にまんべんなくみつろうがしみ渡るようにします。
この時に力を入れすぎると、みつろうがどんどん脇にはみ出していきます。
結果、布に十分な量がしみ込んでいない状態になり粘着性が弱まるので、軽く滑らせるだけで大丈夫です。
(7)乾燥させる
みつろうが全体にしみ渡ったら、クッキングシートからはがします。
洗濯用のピンチハンガーなどに吊るして、乾燥させたら完成です!
より粘着性をアップさせる方法
みつろうとオイルだけのものよりも、天然樹脂(松脂)を加えた方がより粘着性がアップします。
・松脂(マツヤニ)
ただし、松脂はみつろうより融点が高いため溶けにくいのが難点。
みつろうと同じように布に散りばめて溶かしても、完全に溶け切らなかったり、黄色くシミのように残ってしまうことも。
溶け切っていないとそこだけ分厚くなり、使っているうちにひび割れてきます。
そこでおすすめなのが、みつろう・オイル・松脂を一度すべて溶かしてから使う方法。
みつろう専用に小鍋やミニフライパンを用意し、そこに上の材料3つすべてを入れて火にかけるとあっという間に溶けます。
▼私は使わなくなったフライパンで代用▼
分量は、みつろう 3:オイル 1:松脂 1になるようにして、まとめて多めに作っておくと便利。
溶けたものは冷えると固まるので、それを削り取って容器に入れておけば、毎回溶かす手間が省けます。
使うときは、さきほど紹介した作り方と同様に、必要な分量を布に広げてアイロンで溶かせばOK!
20×20㎝の布で12~15gくらいが適量。
仕上がりの比較
左(青)が「みつろう+ホホバオイル」、右(黄色)が「みつろう+ホホバオイル+松脂」で作ったもの。
こうしてみると、明らかに密着度が違います!
上から見ても、その差は歴然。
みつろうとオイルだけでも十分蓋として使えますが、使い心地は松脂ありの勝利!といった感じ。
ただし、密着度が増す分、べたつきも増すという問題も。
もちろん洗えば落ちるので、それほど気にする必要はないかと思いますが、どうしても気になる方は松脂なしの方がおすすめです。
メンテナンス方法
手作りのみつろうラップは半年~1年くらい使うと、しなやかさがなくなり、粘着性が弱まってきます。
そんな時は、再びアイロンを当てて熱を加えると、みつろうが溶けて元に戻ります。
アイロンを直接当てるのはNG!
作り方の工程と同じように、クッキングシートを使ってね!
必要であればみつろうを追加して溶かしてもOK。
こうしてメンテナンスすることで、1年以上余裕で使えます!
手作りするのはちょっと・・・という場合
ここまで見てきて「やっぱり自分で作るのは面倒!」と思った場合は、市販のミツロウラップを購入して、まずは使い心地を試してみるのもあり。
今はいろんなメーカーから販売されているので、自分の好みのデザインのものがきっと見つかるはずです♪
おわりに
おうちで簡単に作れる「みつろうラップの作り方」をご紹介しました。
やっぱり自分で手間ひまかけて作ったものには、愛着が湧きます♡
長く大切に使うことで環境にもやさしく、使う度に気分が上がるなんて最高じゃないですか?
興味を持った方はぜひ、おうちで作ってみてください♪
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