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<沖縄土産>第一牧志公設市場で買える名物「油みそ」おすすめ3種食べ比べ

沖縄土産におすすめの「油みそ」3種食べ比べ国内旅行

こんにちは!旅好きゆこ(@uco_trip)です。

那覇の台所<第一牧志公設市場>で、沖縄名物の「油みそ」を買って食べ比べてみました!

「そもそも油みそってなに?」
「いろんなお店で見かけるけど、どこも同じじゃないの⁉」
「たくさんあり過ぎて結局どれがおすすめなの?」

そんな疑問やお悩みを解決します!

油みそとは?

沖縄伝統料理の油みそ

油みそとは、味噌を豚の脂(ラード)で炒めた沖縄の伝統料理で、沖縄では【アンダンスー】と呼ばれています。

砂糖やみりん、泡盛などを入れることも多く、脂と味噌のコクに加え、甘みがあるのが特徴です。

高温多湿の沖縄では、味噌や豚の脂は貴重な保存食。

この2つを組み合わせた「油みそ」は、昔から常備菜として親しまれてきました。

ゆこ
ゆこ

地域によっては、豚肉ではなく魚介類を加えたものもあるんだとか。

もともとは家庭で作られる保存食でしたが、現在では市販品も多く、スーパーや市場、土産店でもよく見かけるように。

「地元の人が昔から食べているもの」「日持ちする」ということで、まさにお土産にぴったりです^^

油みそ3種食べ比べ

「平田漬物店」「丸竹食肉店」「上原精肉店」の油みそ

今回食べ比べたのは、「平田漬物店」「丸竹食肉店」「上原精肉店」の3店舗の油みそ。

ゆこ
ゆこ

事前リサーチにより、特に評判のお店を厳選しました!

どれも第一牧志公設市場で購入が可能です。

▼各店舗の場所はこちら▼

2022年9月時点の第一牧志公設市場(仮設)の場内MAP
2022年9月時点の仮設市場MAP

それではさっそく、各店舗の詳細と油みそのレビューを見ていきましょう♪

平田漬物店

平田漬物店
親子で店に立つ平田漬物店

様々な著名人の写真が飾られ、市場の中でもひと際目を引く【平田漬物店】

これまでに、たくさんのTVで紹介されてきた有名店です。

おばあの味を引き継ぎ、昔ながらの製法で美味しい漬物を作り続けてきた、創業70年を超える老舗でもあります。

‟島らっきょう(塩漬け)発祥のお店”として知られるこちらのお店で、人気の油みそといえば「島らっきょう専用ピリ辛油みそ(600円)」

平田漬物店の「島らっきょう専用ピリ辛油みそ」
ゆこ
ゆこ

お店では、島らっきょうに油みそをつけて試食させてくれました♪

食べたらその美味しさに購入不可避♡

こちらが、その絶品「平田の油みそ」。

平田漬物店の「島らっきょう専用ピリ辛油みそ」

購入日が9月頭だったので、1ヶ月半は日持ちしますね。

内容量は150gで、蓋を開けると、しっかり密閉袋に入っていました。

平田漬物店の「島らっきょう専用ピリ辛油みそ」

袋を開けた瞬間に、食欲をそそる島らっきょうの刺激的な香りが♡

かなりしっとり、やわらかめの油みそです。

平田漬物店の「島らっきょう専用ピリ辛油みそ」

お味はというと、島らっきょうと唐辛子が入ってピリ辛

白ごま&黒ごまもたっぷりで、いいアクセントになっています。

甘さ ★★
しょっぱさ ★★★
肉感 ほぼなし

お店の方によると、島らっきょうにもごはんにも合うとのことですが、ほかにおすすめの食べ方はあるか聞いてみたところ・・・

キュウリにもすごく合うよ!

とのことなので、さっそく試してみたらすっかりハマりました!

キュウリとの相性抜群の島らっきょう専用ピリ辛油みそ

これはもう、無限にキュウリが食べられるやつですね^^

ゆこ
ゆこ

キャベツ・にんじん・大根など、ほかの生野菜でも◎

油みそにマヨネーズを合わせても、なおよし!

ごはんのお供としてはもちろん、お好みの野菜にディップしても抜群に美味しいです!

丸竹食肉店

丸竹食肉店
看板娘のおばあはしばしば不在に(笑)

雑誌 Popeye の7月号(沖縄特集の号)に掲載されていてた【丸竹食肉店】

\ガイドブックとはひと味違う沖縄情報が満載/

1960年からこの市場で精肉店を営む、又吉竹子さん(通称 竹おばあちゃん)が看板娘の小さなお店です。

お店の隅にちょこんと置かれたこちらが、‟沖縄で1番”とも評される「竹おばあちゃんの油みそ(650円)」

丸竹食肉店の油みそ
旅の思い出

Popeyeで見てから「これは絶対食べてみたい!」と思い、市場へ着くやいなや丸竹食肉店へ一直線。

ところがお店には誰もおらず・・・しばらく待ってみたものの、全然店員さんが現れない^^;

お目当ての油みそを目の前に、さてどうしようかと…立ち尽くしていると、お隣のお店のおばちゃんが「油みそ買うの?代わりにお会計するよ」と。

「え⁉他の人にお金渡して大丈夫なんか?」と内心思いましたが、どうやらよくあることらしい(笑)

ということで、お隣さんにお金を渡し、無事に念願の油みそをゲットできたのでした。

他のお店もまわって、しばらくしてから再び丸竹食肉店の前を通ると、お店のおばあちゃんがちょうど(やっと?ww)戻ってきたところで、

「さっき女の子が油みそ買って行ったから、ほら、これ650円!」と、お隣さんがちょうどお金を渡していました(笑)

「それ私です!」と伝えると、「あーそうそう」と、お隣のおばちゃん。

そして「ありがとね~」と丸竹のおばあちゃん。

なんだかほっこりした、沖縄の思い出^^

丸竹食肉店の油みそは、まさに‟シンプル・イズ・ベスト”なパッケージ(笑)

丸竹食肉店の油みそ
驚くほどにシンプルな容器

透明のプラカップの蓋に「まーさん」と書かれたシールがペッと貼ってあるだけで、成分表示も内容量も、賞味期限の記載もなし^^;

「まーさん」のシールが貼ってあるのは、沖縄県産の食肉・鶏卵・及びその加工品である証

※「まーさん」とは沖縄県の方言で「おいしい」の意味

ちなみに、Popeye情報によると、油みその賞味期限は50日とのこと。

製造日が不明のため、いつから数えて50日だろうか?…と謎は残りますが(笑)


脂は使わず、沖縄県産豚肉の赤身を使った油みそは、肉感が強く、硬めの食感

丸竹食肉店の油みそ

豚肉の繊維がしっかり目に見えるほどにお肉たっぷりで、たまにフレーク状の塊もあります。

それゆえ、お酒のあてに油みそだけをちびちび舐めるのもあり♡

甘さ ★★★
しょっぱさ ★★★
肉感 ★★★

今回購入した3つの中では一番味が濃く、うまみがギュッと凝縮されている感じがします。

個人的には、炊き立てのごはんに合わせるのが一番のおすすめ!

炊き立てご飯にぴったりの丸竹食肉店の油みそ

また、硬め食感なので、おにぎりの具として中に入れるのもありです♪

上原精肉店

上原精肉店

観光客や地元民のみならず、飲食店を経営するプロも足を運ぶ【上原精肉店】

お店には、元市場組合長の店主上原さんがていねいに下処理した、美しい豚肉がずらりと並びます。

自慢の「手作りあぶらみそ(500円)」は、沖縄県産ハーブ豚や琉球あぐーのお肉を使用

上原精肉店の油みそ
ゆこ
ゆこ

支払い方法は現金以外にも、クレジットカード・Paypay・楽天Payなどのキャッシュレス決済にも対応◎

今回購入した中では一番小ぶりな容器でしたが、中にはぎっちり200gの油みそが入っています。

他とは異なり、回して開けるタイプの蓋で、開け閉めしやすいのもポイント高いです^^

上原精肉店の油みそ

細かくほぐしたお肉がたくさん入った、口当たりなめらかなしっとり食感の油みそ。

上原精肉店の油みそ

甘さがしっかりあって、やさしい味わいです。

甘さ ★★★
しょっぱさ ★★
肉感 ★★

やわらかい質感を生かして、みそ焼きおにぎりにしてみたり、ナスや豆腐などにつけて味噌田楽にするのがおすすめ!

片面にたっぷり油みそをつけて、ほんのり焦げ目が付くらいに焼くと、香ばしさが加わり美味しさ倍増です^^

第一牧志公設市場へのアクセス

最後に、今回油みそを購入した「第一牧志公設市場」の場所について。

新市場建設のため2019年に市場が移転し、2022年11月現在は仮設市場となっています。
※新市場完成は2023年3~4月頃を予定

国際通りから「ホテルJALシティ」や「ホテルランタナ」がある交差点を南下して、120mほど歩くと正面に市場が見えてきます。

交通手段ごとの所要時間

ゆいレール・・・牧志駅より徒歩9分/美栄橋駅より徒歩10分

バス・・・松尾バス停より徒歩3分/てんぶす前バス停より徒歩5分

車・タクシー・・・空港より車で16分
※駐車場はないため、周辺の有料駐車場を利用

店名第一牧志公設市場
住所〒〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-7-10
営業時間8:00~20:00 ※店舗により営業時間が異なる
電話番号098-867-6560
公式HPhttps://makishi-public-market.jp/

おわりに

第一牧志公設市場で買える、おすすめ「油みそ」3種の食べ比べレポをお届けしました。

1パックでおよそ150~200gと少し重たいのが難点ですが、お土産に買って帰ったら喜ばれること間違いなし!

もちろん自分用にも忘れずに♪

そのまま食べても、いろんな食材と合わせても万能な油みそ。

手頃な値段かつ少量サイズのものを、スーパーで買うこともできますが、せっかくなら市場でお店の人との会話を楽むのも旅の醍醐味^^

旅の思い出とともに、‟手作りの逸品”をぜひ味わってみてください♪


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