Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
毎年夏に開催されるUmbrella Sky Project(アンブレラ スカイ プロジェクト)で一躍有名になった、ポルトガル中部の小さな街アゲダ(Águeda)。
2~3時間で街歩きを楽しめるので、近隣のアヴェイロやコスタ・ノヴァとあわせて観光するのがおすすめです♪
今回は、Umbrella Sky Projectの楽しみ方とアゲダへの行き方についてご紹介します。
Umbrella Sky Projectsとは
町おこしのために2012年に始まり、毎年7月1日~9月30日まで開催されている「Umbrella Sky Project」
その名の通り、アゲダの街の空がカラフルな傘で埋め尽くされます。
もともとは夏の強い日差しを遮るために傘を使用したのが始まりなんだとか。
今や日本を含め世界各地で見られる傘のアーケードは、ここアゲダが始まりなんです。
日本だと長崎のハウステンボスが有名ですよね♪
また、Umbrella Sky Projectは7月に約3週間開催される「AgitÁgueda」(アジタゲダ)という芸術祭の一環として行われているもの。
この期間は、傘以外にも街中に点在するアートの展示や路上パフォーマンス、ライブなども楽しめます。
アゲダの街歩き
アゲダの鉄道の駅からまっすぐ南へ15分ほど歩いたあたりが、最も人気のあるカラフルな傘のアーケードが見られるスポット。
駅から行くと大きな交差点の左側に窓に傘が飾られた建物が見えてくるので、ここから散策スタートです。
▼カラフルな傘がお出迎え▼
▼手作り感満載の傘も可愛らしい▼
メインストリートとなるRua Luís de Camões(ルイス・デ・カモンイス通り)の光景は圧巻です!
100m以上続く道が色とりどりの傘で埋め尽くされ、傘越しにやさしい光が降り注ぎます。
可愛すぎて大興奮!これが見たかったのよ~♡
商店街の先の小道も散策していると、珍しい柄の傘も発見!
絵柄がそのまま影になり、これまた素敵です。
そして目を引くのは空を彩る傘だけにあらず!
ベンチや階段まで色とりどりにデコレーションされ、もはや街全体がアートです。
▼まさかの漢字!傘!?▼
▼これはどうみても富士山▼
日本色が強いのはなぜかしら…
▼階段のアートも見逃さないように!▼
▼こんなカラフルな建物も街に馴染みます▼
手前のベンチ(左)になぜか寿司…
▼リアガラスに反射した傘も素敵~♡▼
▼キラキラした装飾も幻想的▼
目の前に広がるフォトジェニックな世界に、ここぞとばかりにシャッターを切り、なかなか先へ進めません!
私が訪れたのは9月だったため、路上パフォーマンスなどのイベントは終わっていましたが、その分観光客が少なく思う存分撮影を楽しめました♪
むしろこの時期で正解だったかも⁉
途中何度も立ち止まっては写真を撮り、ゆっくりと街歩きを楽しみましたが、2時間ほどで散策終了。
駅周辺はお店がないので、駅に戻る前にローカルが集うカフェや食堂で腹ごしらえ&トイレ休憩を済ませておくのがおすすめです。
アゲダへの行き方
リスボンとポルトの間にあるアゲダへはアヴェイロを経由して鉄道で向かいます。
▼アヴェイロへの行き方はこちらを参照▼
アヴェイロから普通列車で約35分、運賃は€2.20です。
ちなみに列車はこんな感じで落書きがびっしり。
しかも車両がなかなかボロ・・・レトロ(笑)
ポルトガルでいろんな列車に乗ったけど、アヴェイロ⇔アゲダ間の列車が一番衝撃的でした。
でも、決して治安が悪いというわけではないので安心して乗車してくださいね♪
途中車掌さんがチケットを確認しに来るので、手元に用意しておくとスムーズです。
おわりに
ポルトガルの夏を彩るアゲダのUmbrella Sky Project。
想像以上の可愛さに大興奮でした!
この時期にポルトガルを訪れるなら、ぜひぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
▼アヴェイロの観光についてはこちら▼
▼コスタ・ノヴァの観光についてはこちら▼
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