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極上の夕日と朝日を見逃すべからず!1泊2日でゆったり観光【モンサラーシュ】旅行記

モンサラーシュ観光情報 ポルトガル

Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。

2019年12月に訪れたモンサラーシュの旅行記です。

小さな村なので散策するだけなら1時間もあれば十分なのですが、日帰りで行くなんてもったいない!

なにせモンサラーシュは「夕日が沈むときと朝日が昇るときに沈黙の音が聞こえる」といわれる村。

ゆこ
ゆこ

沈黙の音って何――⁉気になるー!

ということで、その謎を解明すべく、1泊2日でひとり旅を決行しました!

散策のポイントや絶景スポットを紹介しながら、2日間の旅の記録を振り返ります。

モンサラーシュとは?

標高332mの小高い丘の上に広がる、小さな村モンサラーシュ(Monsaraz)

「ポルトガルで最も美しい村のひとつ」ともいわれています。

モンサラーシュ城から見た村

そんなモンサラーシュがあるのはアレンテージョ地方の東の端、スペインとの国境近く。

城壁に囲まれた村は、石畳の道に沿って白壁の家々が建ち並び、ブーゲンビリアの鮮やかな赤やピンクが彩を添えます。

村の周りでは家畜が放し飼いにされており、時折ひつじの鳴き声が聞こえてくるほどのどか。

まるで、中世のまま時が止まったかのような世界が広がります。

旅の日程

1泊2日モンサラーシュ旅行の日程
  • Day1 7:00
    リスボンを出発

    Sete Riosバスターミナル発

  • 9:35
    レゲンゴス・デ・モンサラーシュに到着

    バスターミナルからタクシーでモンサラーシュへ

  • 10:00
    モンサラーシュに到着

    荷物を置きにいったん宿へ

  • 10:30
    村を散策

    きままにぶ~らぶら♪

  • 13:30
    昼食

    @Casa do Forno

  • 15:00
    宿にチェックイン

    @Dom Nuno – Turismo de Habitação

  • 16:30
    サンセット鑑賞

    @モンサラーシュ城

  • 17:30
    夜のモンサラーシュを散歩

    静寂に包まれた村をぐるっと1周

  • 18:30
    宿に戻ってのんびり

    翌朝に備えて早めに就寝 zzZ

  • Day2 7:00
    日の出を鑑賞

    @モンサラーシュ城

  • 8:00
    宿に戻り朝食

    冷えた体を温めながらの~んびりと。

  • 10:00
    村を散策

    最後に美しいモンサラーシュの姿を目に焼き付けます!

  • 11:00
    モンサラーシュを出発

    タクシーでレゲンゴス・デ・モンサラーシュへ

  • 11:45
    レゲンゴス・デ・モンサラーシュを出発

    バスでリスボンへ

  • 14:15
    リスボンに到着

    Sete Riosバスターミナル着

Day1

リスボンからモンサラーシュへ

A.M.7:00
リスボンからバスでレゲンゴス・デ・モンサラーシュ(Reguengos de Monsaraz)へ行き、そこからタクシーでモンサラーシュへ。

▼リスボン⇔モンサラーシュのアクセスについて ▼

村を散策

A.M.10:30
モンサラーシュに着いたら荷物を宿で預かってもらい、チェックインの時間まで気ままにぶらぶら散策します。

▼白壁の家が建ち並ぶ石畳の道▼

白壁が建ち並ぶモンサラーシュ

▼アレンテージョの大地を臨む▼
絶景レストラン

絶景を臨むレストラン

地図なんかなくても大丈夫。

なにしろ、村を囲む城壁沿いの道のほか、メイン通りはわずか2本。

飲食店や雑貨店、宿泊施設はすべてその通り沿いにあります。

雑貨店はオープンが遅いので、帰る前に買おう~と思って翌日行くとお店が開いていないことも(涙)

気に入ったものが見つかったら初日に買っておくのがおすすめ!

▼真っ白な壁に空色の十字架▼

白い壁に映える青い十字架

メイン通り沿いの建物は、装飾がとてもかわいいので要チェックです!

白い壁に映える青い装飾

▼エヴォラでもよく見かけたつばめの飾り▼

宿の看板も可愛い

▼青いアズレージョが美しい▼

美しいアズレージョの装飾

12月に訪れたため、何やら不気味な人形がそこかしこに。

クリスマスシーズン限定で設置されるこの人形は、中世の人々の様子を表しているそうです。

クリスマス期間は不気味な人形がそこかしこに

それにしても観光客が少ない・・・というか村人含め人がいない!

夏場は観光客であふれかえるともいわれるモンサラーシュ。

冬場は特に観光客が減るとはいえ、本当に静かです。

クリスマス期間は不気味な人形がそこかしこに

▼ノッサ・セニョーラ・ダ・ラゴア教会▼

▼中世の姿をそのまま残した街並み▼

▼奥にはモンサラーシュ城が▼

こちらの可愛らしいお店は私いちおしの雑貨屋さん。

アレンテージョ全土から集めた、選りすぐりのスイーツやワイン、コルク製品や陶器、布製品などが店内に所狭しと並んでいます。

手作りの製品はひとつとして同じものがなく、どれもこれも欲しくなってしまうような素敵なものばかり。

ポルトガル伝統のパン袋や陶器など、すでに他のものを持っていたので買わずに帰ったのですが、今思えば「買っとけばよかったな~」と激しく後悔(泣)

ぜひ、これから行く皆さんは一期一会の出会いを大事にして、買い逃しのないように!

モンサラーシュ城へ

1167年にアフォンソ・エンリケスがムーア人からこの地を奪還した後、13世紀にディニス王によって再建されたモンサラーシュ城。

現在は闘牛場として利用されています。

イースターホリデーと9月には闘牛祭りが開催され、たくさんの人でにぎわうんだとか。

▼城の入り口▼
ここにも人形が…

モンサラーシュ城の入り口

‟城”といっても現在は城壁があるのみで、モンサラーシュいちの絶景スポットとなっています。

もn

▼モンサラーシュ城から眺める村▼

城壁から見たモンサラーシュ

スペインとの国境にある、ヨーロッパ最大の人造湖アルケヴァ湖も見えます。

その手前にはコルク樫が生い茂る丘と、なにやら白いものが・・・

モンサラーシュ城から眺める下界

実はこれ、お墓なんです。

色とりどりの花が飾られていてなんだか可愛らしく、思わず写真を撮ってしまいました。

城壁の外にあるお墓

アレンテージョ料理に舌鼓

P.M.13:30
村の中心部にあるレストラン Casa do Forno で少し遅めの昼食をとりました。

▼素敵な内装▼

内装がとても素敵なレストラン

奥には昼からワインを楽しむ地元のおじいちゃんたち。

テーブルクロスとグラスがコーディネートされていて、とってもいい雰囲気~♡

お洒落な店内

せっかくならばアレンテージョ地方の郷土料理を…と思い、Carne de porco à alentejana(豚肉とアサリを炒めたもの)を注文。

そして出てきたのがこちら。ドンッ!!

カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ

大きなプレートに、これでもかと盛られたフライドポテト!

もはや肉とあさりが見えない・・・(でも中にしっかりありました!)

味は美味しかったのですが、大量のイモは食べきれず。

ゆこ
ゆこ

個人的には角切りのイモが汁に浸ってるタイプが好きなんだよなぁ

ほかにも、気になる料理はあったのですが、失敗したくないな~と思い無難な選択をしてしまったことを後悔しました。

Açorda alentejana(パンと卵とパクチーの入ったにんにくたっぷりスープ)とかMigas à alentejana(ニンニクとオリーブオイル、炒めた豚肉の旨味をパンに吸わせた料理)とか、そっちにチャレンジしとけばよかったー。


宿にチェックイン

P.M.15:00
今回宿泊するゲストハウス Dom Nuno-Turismo de Habitação にチェックインをして、夕方まで少し休憩。

▼今回の宿泊先はこちら▼

夕日を見にモンサラーシュ城へ

P.M.16:30
夕日を見ようと再びモンサラーシュ城へ出向いたのですが、さっきまで晴れていた空はいつの間にか分厚い雲に覆われていました(涙)

日が沈む直前に現れた分厚い雲

そう、アレンテージョ地方は冬の天候が不安定なのです。

ちなみにこの日は一日雨予報だったので、昼間晴れてくれただけでもラッキー。

サンセットとアレンテージョの大地

P.M.16:45
この後まもなく、太陽は完全に雲に覆われてしまい、素晴らしいサンセットを見ることはできませんでした(泣)

雲が増えていきサンセットが危ぶまれる・・・

あゝ、無念。。。翌日の朝日に期待です。

夜のお散歩

P.M.17:30
日が暮れると村にはオレンジ色の街灯がともり、とてもロマンチック。

せっかくなので村をぐるっと一周しました。

ひとっこ一人いない夜の村

12月は宿泊者がかなり少ないので、日が沈む17時過ぎには村から人が消えます。

まるで異世界に取り残されたかのような気分です。

暗闇に突如現れる人形があまりにリアル。

怖すぎます。

リアルすぎて不気味な人形

結局この日は昼が遅かったこともあり、夕飯は外で食べずに宿へ戻ることに。

お腹が空いたころにはお店はどこもやっておらず…、部屋で持参したバナナを食べて夜をしのぎました。

冬場は飲食店があまり遅くまで営業していないため、夕飯は早めに食べることをおすすめします。

最悪夕飯にありつけないことも想定して、非常食(果物やスナック)を持参しておくと安心です。

宿の部屋からは、ライトアップされたお城が見えました。

翌朝は日の出を見るために早起き必須なので、早めに就寝です。

ライトアップされたモンサラーシュ城

Day2

日の出を見にモンサラーシュ城へ

A.M.7:00
モンサラーシュ城に到着

12月の日の出は7時半頃なので、まだ外は薄暗く、ひとっこ一人いません。

ゆこ
ゆこ

風も強く寒かったので、日の出を見ようなんて物好きはどうやら私だけだったよう。。。

お城の東側にある塔に上り、日の出を待ちます。

日の出前の静まり返ったモンサラーシュ

この日は地平線上に雲が薄く広がっていたため、日の出の時刻を過ぎてもなかなか太陽が見えません(泣)

徐々に明るくなっていく空を見つめながら、ひたすら待つこと40分。

A.M.7:40
雲の上に、ようやく朝日が顔を出しました!

静まり返った大地に日が差した瞬間は、言葉にできない感動がありました。

朝日が昇る瞬間

A.M.7:45
目の前に広がる景色すべてが、朝日に照らされ輝きます。

なんとも美しい光景!寒さをこらえて待った甲斐がありました!

朝日に照らされた幻想的な風景

宿に戻り朝食

A.M.8:00
冷え切った体を温めるべく、宿に戻り朝食をいただきました。

ゆこ
ゆこ

あったかいお茶が沁みる~

ビュッフェスタイルの朝食

宿の詳細についてはこちらの記事を参照
>>>モンサラーシュでおすすめのゲストハウス【Dom Nuno-Turismo de Habitação】宿泊記

再び村を散策

A.M.10:00
朝食を食べて荷物をまとめたら、チェックアウトの時間まで再び村を散策。

昨日は気づかなかった可愛らしい景色にも出会えました。

ブーゲンビリアが美しい街並み
教会が描かれたアズレージョや馬のベルが素敵

モンサラーシュ城からの絶景を見納め

「最後はやっぱりここからの景色を目に焼き付けて帰ろう!」とこの旅4度目のモンサラーシュ城へ。

前日よりも天気が良く、スペインとの国境付近まで見えるんじゃないかというほど。

どこまでも広がる絶景

湖に架かる橋を渡ると、その先はスペインです。

スペインとの国境にある湖

城壁の外には見渡す限り雄大な平原が。

アレンテージョ地方名産のコルク樫やオリーブの木、放し飼いにされた羊も見えます。

のどかな田園風景
360℃どこを見渡しても壮大な絶景

360℃どこを見渡しても壮大な絶景!

最後にこの美しい村の全景を目に焼き付けて、モンサラーシュをあとにします。

モンサラーシュ城からの眺め

モンサラーシュからリスボンへ

A.M.11:00
モンサラーシュからタクシーでレゲンゴス・デ・モンサラーシュへ行き、そこからバスでリスボンへ。

おわりに

まるで時が止まったかのような静寂に包まれたモンサラーシュ

中世の面影を残す村の美しさはもちろん、村から眺める壮大な自然にも感動の連続でした!

せっかく訪れるならぜひ1泊して、ゆったりとした時間の流れを満喫してみてはいかがですか?

次回はモンサラーシュで宿泊したおすすめの宿についてご紹介します。

お楽しみに♪


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