Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
「ポルトガル生活に必要な、日本から持って行くべきものってなんだろう?」
渡航前に私自身が抱いたそんな疑問に答えるべく、実際に住んでみて感じた「日本からポルトガルに持って行ってよかったもの」をご紹介します。
渡航前に知っておくと役に立つ情報も満載!
これから海外赴任や留学、ワーホリなどで長期滞在予定のみなさん、必見です!
日本から持って行ってよかったもの
海外用変換プラグ
海外で日本の電化製品を使うためのマストアイテムが、海外用変換プラグ。
長期滞在時のみならず、海外旅行の際にも必需品となるため、言うまでもないかと思いますが念のため。
個人的には、USBポートもついたキューブ型の「全世界対応型」と、コンセントのみ対応のコンパクトな変換プラグ、どちらも持参することをおすすめします。
全世界対応型は、CタイプだけでなくA/O/BFタイプにも対応しており、世界150か国に対応している優れもの!
そのため、滞在国から別の国へ旅行するときにも使えるし、USBポートもついているので同時に複数の充電ができるので超万能。
「・・・ということは、これ1個あれば十分かなぁ」と思っていたのですが・・・
実際に生活してみると、予備で持っていったCタイプの変換プラグも大活躍。
結果、リビングにキューブタイプ、バスルームと寝室にCタイプを常に差しっぱなしに。
おかげで、いちいちコンセントを抜き差しして持ち運ぶ手間が省けました。
というわけで、全世界対応のキューブタイプとCタイプ、どちらも必需品です!
携帯用ピンチハンガー
これはめちゃくちゃ役立ちました!
ポルトガルでは、洗濯物を窓の外についているワイヤーに干します。
下の写真のように、基本はワイヤーに直接洗濯物をひっかけて、洗濯バサミで留める感じ。
シャツもズボンもタオルも関係なく、すべて同じ干し方です。
しかしこの干し方だと、一度にたくさん干せないという問題が・・・。
私が見た限り、ご近所さんたちは重ねて干してたりしましたが、それじゃ絶対乾かない(笑)
そこで大活躍なのが、コンパクトな携帯用ピンチハンガー!
軽量で厚みもないため、スーツケースに入れて日本から持参しても、まったく邪魔になりません。
ワイヤーにも簡単に取り付けられて、マジックテープでしっかり固定できるのでとても便利です。
以前、類似品でピンチ部分がプラスチックのものを使ったことがあるのですが、もろくて使用中に何個も破損し、使い物にならなくなった経験があります(泣)
その点この商品はステンレスのため、耐久性抜群です!
これは普段の旅行でも大活躍なので、買って損はなしのマストアイテムです♪
また、日本ではハンガーを使う方も多いと思いますが、上の写真のようなハンガーはおすすめしません。
ワイヤーは物干し竿のように太くないため、かけたハンガーが安定しないのです。
その結果、風でよく飛ばされて下の階の庭に落ちる→下に住むポルトガル語しか話せない老夫婦の家へ行き、事情を説明して洗濯物回収という、面倒なやり取りを何度もしました(汗)
そこでおすすめなのが、防風フック付きハンガー。
こんな便利なものがあるんですね。2年前の自分に教えてあげたい・・・
日本でも使えるし、今更ながら欲しい便利アイテムです!
旅行用のポルトガル語会話本
旅行で使える便利な単語や会話が書かれた「タビトモ会話本」が大活躍!
写真やイラストも多くとても分かりやすかったです。
ポルトガルに関するコラムも書かれていて、たまにくすっと笑えます。
重要なのが「ポルトガルで使われているポルトガル語」の本ということ!
日本に出回っているポルトガル語学習本のほとんどが、「ブラジルで使われているポルトガル語」の本なんです!
同じポルトガル語でも発音や使われる単語が少し違うって知ってました⁉
本屋さんではなかなか見つからず、ネットでようやく見つけました。
これは1冊持っていて損はなし!超絶おすすめです!
私のような「旅行者ではないけど、ポルトガル語を学びに来たわけでもない長期滞在者(駐在妻)」にはこれくらいがちょうどいい(笑)
だってほとんどの場所で英語が通じるから、なんとかなるわけで・・・
もちろんポルトガル語が話せるにこしたことはないですが、ちょっと勉強しようと試みた結果、思いのほか難しくてあえなく撃沈(泣)
とりあえず、レストランやスーパーで困らないように、日常的に使う単語(特に食べ物)は覚えたい!
そして、せっかくならポルトガル語で簡単なコミュニケーションをとりたい!
そんな私にぴったりの本でした^^
常備薬
ポルトガルでも薬局はいたる所にあるので、薬の購入自体は可能です。
しかし、腹痛や頭痛、発熱などが起きた緊急時に、とっさに最適な薬を購入できるのか?・・・といわれたら、ちょっと不安。
読めもしないポルトガル語を必至に翻訳し、わからなければポルトガル語や英語(英語が通じる保証はなし)で病状を説明し、薬剤師に薬を選んでもって・・・
体調がすぐれないときに、そんな面倒は避けたいところです。
「私は風邪なんてひかないから大丈夫!」なんて思っていても、慣れない環境では体調を崩しやすいもの。
普段は風邪をひかない私も、季節の変わり目にのどを痛め、日本から持参した葛根湯のお世話になりました。
もしもに備えて、頭痛薬・解熱剤・胃薬・風邪薬は日本から持参していると安心です。
保湿用のしっとり系化粧水
ポルトガルに限らず、欧米諸国では拭き取り化粧水が主流で、そもそも化粧水をつけずにいきなりクリームやオイルを塗ることが一般的。
そのため、日本のように化粧水の種類が多くありません。
ましてや、日本でよくある「とろみのついたしっとり系化粧水」なんて皆無です。
しかも、軟水の日本と違って、ポルトガルは硬水。
日本にいるとき以上に入念にお手入れしないと、あっという間にお肌ボロボロです。
なんなら肌だけでなく髪にも甚大な被害が(涙)
日本製の基礎化粧品はどこにも売っていないので、普段から使っているものを持って行くことを強くおすすめします!
プチプラコスメ
日本でデパコスを使っている場合はポルトガルにおいても現地調達可能だし、同等の値段を払えばいくらでも化粧品は手に入ります。
しかし、私の愛用品といえば、ドラッグストアで買えるような1000円以下のプチプラコスメ。
CANMAKEとかCEZANNEとかね
海外において、その値段で日本と同等のクオリティのもはなかなか見つかりません!
SEPHORA(セフォラ)に行けばわりと手頃なものもありますが、日本のプチプラコスメよりはお高め。
SEPHORAとは?
パリ発の化粧品や香水、ヘアケア商品を扱う専門店。
最新コスメからデパコス、手頃な価格のオリジナルブランドまで幅広く取りそろえる。
リスボンだと El Corte Inglés や Armazéns do Chiado、Centro Comercial Colomboなどのショッピングモール内に店舗あり。
私自身「せっかく海外にいるんだから、日本では手に入らない海外コスメに挑戦してみよう!」といろいろ試してはみたのですが、価格×品質を考えると、結局日本から持参したコスメに勝るものはありませんでした。
食品用ラップ
サランラップとクレラップ。
日本が誇るこの2大ラップのすごさを、海外で生活するようになって改めて実感しました。
海外製ラップの使いづらさったらありません!
スパッと切れないうえに、途中で刃がダメになるなんて当たり前。
変な切れ方をしてラップが巻き戻り、境目が行方不明なんてこともしばしば(涙)
そしてラップ自体が非常に薄っぺらい。
ちょっとしたことですが、積み重なると非常にストレスを感じます。
そのため最低1本、荷物に余裕があれば大小1本ずつ持っていきたいところ。
「そんなのすぐ使い切っちゃうのでは?」と思うかもしれませんが、シリコンラップやミツロウラップなども併用すると、案外減らないもんです。
「みつろうラップって何?」という方はこちらの記事も読んでみてください♪
>>>「みつろうラップ」の疑問を解決!特徴や使い方、使ってみたリアルな感想をお届けします!
>>>初心者でも簡単!エコでかわいい「みつろう(蜜蝋)ラップ」の作り方
環境のことを考えると、プラスチックラップはできるだけ使いたくないのが本音。
…とはいえ、やはり便利だし、どうしても必要な時もあります。
そこで、プララップ+シリコンラップ+ミツロウラップをうまく使い分けると、ごみを減らしつつ、ストレスも軽減できますよ♪
おわりに
日本からポルトガルに持って行ってよかったものをご紹介しました。
ポルトガルに限らず、ほかの国でも同じようなことが言えるので、海外長期滞在の際はぜひ応用してください。
私自身これまでオーストラリアやドイツにも住んでいた経験がありますが、今回紹介したアイテムはとりあえずスーツケースに忍ばせといて損はなし!
これから渡航されるみなさんの、お役に立てたらうれしいです♪
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