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元在住者が教える!渡航前に知っておきたい驚きだらけのポルトガルのおうち事情

海外生活

Olá! 元ポルトガル在住者のゆこです。

前回は「ポルトガル駐在予定者必見!駐在員の家探し in リスボン」ということで、家探しから引っ越しまでの準備や手続きについて解説してきました。

今回は、ポルトガルのおうち事情について深掘り!

住んでみて分かった、驚きだらけのポルトガルの家の特徴についてご紹介します。

私たち夫婦が実際に住んでいたリスボンのアパートも大公開!

渡航前に知っておくと役に立つ情報も満載です!

留学や仕事などでこれからポルトガルに渡航される方は、ここでしっかり予習しておきましょう♪

ポルトガルの家の特徴

ポルトガル人にとっては普通のことでも、日本人にとっては「!?!」なことがいろいろありました。

そこで、実際に住んでみてわかった、日本の家とは異なる驚きポイントをご紹介します。

洗濯物干しが独特

ポルトガルの街でよく見かける洗濯風景
ポルトガルの街でよく見かける洗濯風景

ポルトガルでは、細いワイヤーに直接洗濯物をひっかけて干します。

物干しハンガーなんぞ使いません。

両端に滑車がついているので、ひとつ干したらワイヤーを引っ張って横にずらして、また干して…を繰り返して、ワイヤーいっぱいに干していく感じ。

洗濯物が多い時には重ねて干すという荒業・・・

もちろん、その干し方だとなかなか乾かないので2~3日干しっぱなし(笑)

1度にたくさん干せないし、ましてや重ねて干すのは論外(笑)

ということで、日本からかさばらない携帯用ピンチハンガー(物干しハンガー)を持参するのがおすすめです!

\丈夫でコンパクト!おすすめのピンチハンガー/

シャツ類はハンガーにかけて干したい派の方は、飛ばされ防止ハンガーも必須アイテム。

\防風フック付きで安心の推しハンガー/

ポルトガルで同じような物干しアイテムは見たことがないので、これらは日本からの必需品です!

まだ読んでいない方はこちらもチェック

その他、日本から持って行くべき必須アイテムについては、以下の記事で紹介しています。

渡航予定の方は、こちらもあわせてどうぞ♪

>>>【日本からの持ち物】長期滞在者必見!ポルトガルに持って行ってよかったもの7選

ビデ

ポルトガルのホテルのビデ
ポルトガルのホテルビデ

「便器が2つ⁉」・・・ではありません。

実はこれ、ひとつは便器で、隣にあるのはビデなんです!

ウォシュレットのように使うだけでなく、掃除用のモップや足を洗ったりするのにも使うんだとか。

誰かがビデとして使ったところで、モップやら足を洗うのにはだいぶ抵抗がありますが・・・。

日本ではなじみのないビデですが、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南ヨーロッパでは普及率が高いようです。

便器と間違えて用を足してしまったり、洗面台代わりに顔を洗ったりしないように気を付けましょう。

豆知識

ちなみに、ビデの近くに置いてあるタオルは「ビデ専用タオル」

ホテルや友人の家などでこのようなタオルを見かけることがあるかもしれませんが、誤って手や顔を拭かないように!

窓の開け方が2通り

ヨーロッパによくある開閉方式の窓

ポルトガルの窓は「傾ける」と「開ける」の2通りの開け方ができるんです!

どういうことかというと・・・

①取っ手を真上に引き上げる
窓の下側を支点に、上部が手前に傾いて開く(内倒し開閉)

②取っ手を水平にする
窓の横を支点に手前に開く(内開き開閉)

Photo by SWEDEN HOME JAPAN

この窓タイプはポルトガルに限らずヨーロッパに多いのですが、日本ではなじみがありませんよね。

ポルトガル人にとっては当たり前すぎて、引っ越しの際に何の説明もされませんでしたが、この2通りの開け方を知っているといないとでは大違い!

というのも、引っ越した当初は①の内倒し開閉のことを知らず、通りに面した窓を開けるのに抵抗がありました。

特に私たちの部屋はアパートの1階だったため、窓を開けっぱなしにするなんて、防犯面を考えたら絶対NG!

とはいえ換気はしたいなぁ。

でも家にひとりでいるときには、絶対窓を開けられないしなぁ。

・・・とモヤモヤ。

しかし、ある時、偶然窓が手前に倒れて開いたのをきっかけに、2通りの開け方があることを発見!

内倒し開閉なら、多少の雨でも部屋に吹き込んでこないし、外から人が侵入するのも不可能。

これで換気問題も解決です。もっと早く知りたかった・・・

ドアがオートロック

オートロックのドア
いっけん古びた木製のドアでもオートロック

アパートのエントランスだけでなく、自分の家のドアもオートロックということが多いです。

そのため、ちょっと家から出るときも、鍵を持って行く必要があります

うっかり鍵を忘れがちなのが、ポストの郵便物を取りに行くときや、ごみ捨てに行くとき。

財布も携帯も持たず、へたすら部屋着のまま家の外に締め出されることになるのでご注意を。

駐在員のアパート大公開!

ポルトガルのおうちについてもっと詳しく知りたい!という方のために、私たちが実際に住んでいたリスボンのアパートをご紹介します。

家探しの際に、参考になるポイントも盛りだくさんです!

アパートの詳細

<間取り> 1LDK

<家賃> €1,785/月(水道・光熱費込み)

<最寄り駅> 地下鉄イエローラインのラト(Rato)駅

<ハウスクリーニング> 週に1回

リスボン地下鉄路線図

ラト駅は地下鉄のイエローラインしか通っていませんが、非常に便利な立地です。

・多くの路線バスが停車するマルケス・デ・ポンバル(Marquês de Pombal)駅まで1駅

・リスボン中心街まで乗り換え1回(所要時間10分)

・空港まで乗り換え1回(所要時間25分)

・長距離バスのターミナルがあるセッテ・リオス(Sete Rios)駅まで乗り換え1回 (所要時間10分)

そんなラト駅から、10分ほど歩いたリスボンの閑静な住宅街「カンポ・デ・オウリケ地区 (Campo de Ourique)」にアパートがありました。

徒歩圏内にスーパーがいくつもあるし、アモレイラスショッピングセンターもすぐなので超便利!

おしゃれなカフェや美味しいレストランもたくさんあります♪

【参考記事】
>>>コーヒー好き以外も楽しめる!リスボンでおすすめのおしゃれカフェ【番外編】
>>>元在住者が厳選!本当に美味しいリスボンのおすすめレストラン【カンポ・デ・オウリケ地区編】

観光客が来るエリアではないので、ローカル向けのお店ばかり。

どこに家を借りようか迷っているなら、この辺りはかなりおすすめ♪

築年数はかなり古いであろうアパートでしたが、最近リノベーションしたとのこと。

おしゃれさには欠けますが、シンプルな内装で使い勝手は抜群でした。

それではさっそく、ルームツアースタート!

リビング&ダイニング

リビング&ダイニング

リビング&ダイニングは、4人掛けのダイニングテーブルと3人掛けのソファーを置いても圧迫感のない広さ。

棚のサイズに全然あってない小さなテレビと、超小型の暖房(日本だったらデスクの足元に置きそうなやつ)もあります(笑)

「こんな小型の暖房で大丈夫⁉」と心配しましたが、全然余裕で冬を越せました。

リスボンの冬の平均気温は、最高15℃/最低10℃くらいなので、東京よりも温暖。

それなりに厚着をしていれば、暖房をつけっぱなしにする必要もないくらいでした。

ベッドルーム

ベッドルーム

寝室は、ダブルベッド1台とサイドテーブルがピタッと収まるサイズ。

写真には写っていませんが、後付けのクローゼットもあり収納力もばっちり。

5畳くらいでしょうか。

決して広くはないけれど、寝るには十分です。

キッチン

キッチン

IHコンロ、オーブンレンジ、冷蔵庫、食洗器完備の広々キッチン。

日本の賃貸アパートではなかなかお目にかかれないキッチンの広さ&食洗器に、テンション上がりました♪

海外住宅あるあるですが、キッチンの広さのわりにシンクはだいぶ小さめ。

あくまでも食洗器で洗うのが主流なので、大きなシンクは必要ないのでしょうが・・・

鍋やフライパンを洗うのはひと苦労です。

さらにキッチンの奥には洗濯機があり、正面に見えている窓から洗濯物を干します。

東側にあるおかげで、午前中は日が差してすごく明るいのもお気に入りポイントでした♪

▼同じアパートの別の階の写真▼

日当たり抜群のキッチン

日中家の中(特にキッチン)で過ごすことが多い駐妻にとって、キッチンが快適というのはとても大事です!!

家族同伴で駐在の場合は、家探しの際に「キッチンが充実しているかどうか」もぜひチェックしてくださいね♪

▼備え付けの便利家電▼

備え付けの便利家電も充実

家具家電付き物件の場合は、冷蔵庫や洗濯機などの生活家電以外の「なくても生活できるけどあると便利な家電」も確認しておくと、なおよし。

この物件の場合は、トースターや電気ケトル、マキネッタ(直火式エスプレッソマシン)までありました。

さすがはコーヒー大国ポルトガルです。

そのほか、フライパンや鍋などの調理器具、お皿やグラスなどの食器類やカトラリーもひと通りそろっていて、即自炊可能な状態でした。

ただし、当然ながらお箸はありません。

アジアスーパーに行けば買えますが、高いしデザインがいまいち(笑)

かさばるものでもないので、お箸(菜箸も含めて)は日本から持参することをおすすめします。

バスルーム

バスタブ付きのバスルーム

日本人にはうれしいバスタブ付き。

夏はともかく、冬にはやっぱり湯船で温まりたいという人も多いのではないでしょうか?

日本より温暖とはいえ、真冬にシャワーだけはちょっときついです。

寒くて耐えられないというわけではないけど、湯船につかった瞬間のあの癒しは何物にも代え難い!

ただし、日本の浴室のような密閉された狭い空間ではない&お風呂の蓋がないので、湯船はあっという間に冷めていきます(涙)

もちろん、追い炊き機能なんてものはありません。

こういうアルミの保温シート買っとけばよかったなぁと、ちょっと後悔。

\お風呂の温度をキープ/

▼洗面台とトイレ▼

バスルーム

バスタブの反対側には洗面台とトイレ、そしてビデもあります。

蓋つきビデだと、ますますトイレみたいですよね^^;

一般的にバスルームに換気扇はありません。

湿気がこもってカビが生えやすいので、バスルームに小窓があると助かります。


以上が、私たちが暮らしたポルトガルのおうちです。

夫婦二人で暮らすには十分な広さと設備で、快適なポルトガル生活を送ることができました。

・・・それにしても、家賃高すぎ。

おわりに

ポルトガルのおうち事情について、渡航前に知っておきたいポイントとあわせてご紹介しました。

どうでしたか?

少しはポルトガルのアパートのイメージがわきましたか?

ぜひ、家探しの参考にしてください♪


\その他のポルトガル記事もCHECK!/

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