Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
今回はポルトガルの企業で働いた夫から聞いた、ポルトガルの会社員の働き方についてお話します!
話を聞くたびに日本との違いに驚愕!…と同時に「うらやまし~」の連発!!
これからポルトガルに駐在予定 or ポルトガルで就職予定の人はもちろん、海外の働き方って気になる~というみなさんは、ぜひ読んでみてください♪
ポルトガル企業で働くサラリーマンの1日
基本情報として、夫は外資系食品業界に勤めている30代。
ポルトガル駐在時は役職についていなかったので、いわゆる平社員。
そんな夫や同僚たちの1日のスケジュールがこちら☟
- 9:00出社
だいたいみんなこの時間だけど、もっと遅いことも。
- 10:30コーヒーブレイク
エスプレッソ片手にまった~り(笑)
- 12:00ランチ+α
お弁当の人もいれば外食の人も。
ときにはジムに行ったり。 - 13:30~
14:00午後の仕事スタートたっぷり休憩した後は仕事もはかどる~♪
- 15:30コーヒーブレイク
気分転換って大事よね?
- 18:00退社
はやッ!!
※上記は基本の就業時間のため、もちろん繁忙期やトラブル起きたときには残業することあります。
そしてみんながみんな、この通りというわけではありません。あくまで一例です。
それにしても突っ込みどころ満載!
詳しく解説していきましょう♪
ポルトガルと日本の働き方の違い
驚きポイント① 2度のコーヒーブレイク⁉
ポルトガル人はコーヒーを本当によく飲みます。
しかも日本のいわゆるブラックコーヒーなどではなく、小さなカップに入ったエスプレッソ。
もちろんミルクが入ったもの(ガラオンやメイア・デ・レイテ)もありますが、それ以上にエスプレッソをくいッと飲む光景をよく見かけます。
リスボンのカフェには、基本的に立ち飲みできるカウンターがあるので、日常的にサクッと立ち寄って1杯…なんて人が多いです。
なにしろエスプレッソは1杯たったの€1前後。
この安さも気軽に飲める理由ですね!
そんな彼らは、仕事の合間のコーヒーブレイクも欠かせません!
日本では仕事中に外に出てカフェを楽しむなんてありえない!と考えている人も多いと思いますが、ポルトガルではそんなの日常茶飯事です。
日本でも社内に休憩スペースが設けられていることはありますが、外のカフェに出かけるのとはちょっと違う・・・
気分転換もかねて、堂々と外の空気を吸いに出られるのはうらやましい限りです。
ちなみに、職場にはエスプレッソマシーンが置いてあり、飲み放題なんだそう。
とりあえずコーヒーが飲みたいって人は、社内で好きなだけコーヒーブレイクできちゃいます♪
驚きポイント② 昼休憩にワークアウト⁉
「ちょっとお昼行ってくるって出かけて、2時間くらい帰ってこない人もいるよ~(笑)」
なんて夫から聞いたときには耳を疑いました。
昼休憩の時間が決まっていないので、いつ行くかもいつ帰ってくるかも人それぞれ。
就業時間に自分のやるべき仕事を終わらせることが大前提ですが、その中で時間をどう使うかは自由なんだとか。
なかには、ジムでひと汗流している人もいるというから驚きです!
夫の会社のすぐ隣に、たまたまスポーツジムがあるからなのかもしれませんが、そんな風に昼休憩の時間を使うこともOK。
心も体もリフレッシュして、午後の仕事がかえってはかどるのかも⁉
メリハリって大事ですよね。
若手はお金がないため、男女ともにお弁当を持参する人が多いようです。
しかしお弁当といっても、日本のようにごはん+おかずがいろいろ…というものでありません。
パスタのみ!肉のみ!といった感じで、大きなタッパーにドーンと1品が普通だそう(笑)
たまに夫に日本式のお弁当を持たせると、同僚たちはみんな興味津々。
いろどりや品数の多さに驚いたんだとか。
ある程度収入が増えてくる年齢になると、お弁当より外に食べに行くことの方が多いようです。
驚きポイント③ 勤怠管理システムがない⁉
仕事の合間にコーヒー飲んだりジムに行ったり、ずいぶんと自由だなぁと思ったら、どうやらそもそも勤怠管理システムがないという事実が発覚!
日本の会社だと、出退勤時にパソコンでぽちっと押すアレです。
そのため、出社時間は完全フレックス。
朝の出社が遅かろうと、昼の休憩時間を長くとろうと、自分のやるべき仕事さえこなせば時間配分はその人の自由。
ただし、勤怠管理システムがないということは残業代も出ないということ。
え⁉それって実は残業が多くて、結局タダ働きさせられるやつなんじゃ…
なんて思っていましたが、全然違いました(汗)
そもそも残業がほとんどないんです。
基本は18時退社で、遅くとも19時といったところ。
う、うらやましすぎます。。。
よく夫が「日本とは仕事のスピード感が違う」と話していました。
仕事において個人の裁量が大きく、日本のように逐一上司へ「ホウ・レン・ソウ」をする必要がない分、どんどん仕事が進んでいくんだとか。
その代わり、ひとりひとりの責任は大きそうですが。。。
やりがいもあり、その分仕事が早く進む=早く帰れるのは、いい働き方だなぁと思いました。
驚きポイント④ 金曜日は16時退社もあり⁉
いつもは19時過ぎに帰ってくる夫が、17時には家にいる⁉なんてこともありました。
いや、早すぎ(笑)ごはんの支度できてないんですけど…
金曜はみんな早く帰るのがお決まりで、16時に退社も全然あり!
仕事はとっとと切り上げて、家族や友人との時間を楽しみます。
そういえば、以前、オーストラリアで働く人も同じようなことを話していました。
結構海外では当たり前なのかしら⁉
ほかの国の情報も気になるので、知ってる方はぜひコメントください♪
おわりに
ポルトガルの会社員の働き方について、ほんの一例ですがご紹介しました。
もちろんこれがすべてではないので、会社によっても職種によってもいろいろだとは思いますが、なんともうらやましい…。
ON⇔OFFのメリハリをしっかりつけて、やるときゃやるぜ!的なこの感じ、理想です♡
こんな働き方なら、私(←5年半で会社員辞めた人)も仕事続けてたかな?…な~んて(笑)
世界を見渡すと、いろんな価値観や働き方があるんだな~とあらためて思うのでした。
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