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ポルトガルの秋冬の風物詩!素朴な甘さがくせになる「焼き栗」は食べなきゃ損!

ポルトガルの冬の風物詩「焼き栗」 ポルトガル

Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。

今回はポルトガルの秋冬の風物詩「焼き栗」をご紹介します!

「栗なんて日本でも食べられるでしょ?」と侮るなかれ。

ポルトガル人がこよなく愛する焼き栗は、一度食べたら病みつきになること間違いなし!

その美味しさの秘密を教えちゃいます♪

ポルトガルの焼き栗とは?

10月になるとポルトガルの街では、いたるところで煙がもくもく。

何事か⁉と思って近づいてみると、そこには下の写真のような焼き栗の屋台が♪

焼き栗の屋台

日本で栗の屋台といえば天津甘栗をイメージしますが、ポルトガルでは違います!

大きな栗にナイフでひとつひとつ丁寧に切り込みを入れて、熱々の窯へ。

炭火でじっくり栗を焼いたら、最後に岩塩を振りかけて出来上がり!

ポルトガルの焼き栗

実はこの岩塩が隠し味。栗のやさしい甘さを引き立てます。

さらに、栗に切り込みを入れることで食べるときに皮をむきやすいだけでなく、すきまから塩がしみ込んでいい塩梅になるんだとか。

豆知識

ポルトガル人は栗が大好き♪

毎年11月には、栗の産地で有名なアレンテージョ地方のマルヴァオンで「Feira de Castanha」と呼ばれる栗祭りが開催されるほど。

マルヴァオンは人口百数十人の小さな村ですが、この時ばかりは多くの観光客でにぎわいます。

お祭りでは焼き栗だけでなく、普段はなかなか食べられない、栗を使った料理やスイーツが勢ぞろい!

そのほか、中世の民族衣装を着た人たちによるパフォーマンスや、この地方の特産物や工芸品も楽しめます。

栗好きのみなさんは、この時期を狙ってポルトガル旅行をするのもいいですね♪

焼き栗実食レポ

焼き栗は一袋に10個くらい入って、お値段€2~€2.5です。

ゆこ
ゆこ

都心部では基本€2.5

郊外だと€2といった感じ

栗が入っている袋は、お店によってさまざま。

新聞や紙を円錐状にくるっと巻いただけのものや、無地の紙袋、中にはこんな感じでかわいいイラスト入りのものも♪

わりと無地の紙袋のことが多かったので、これは当たり^^

リスボンで買った焼き栗

しかもこの袋、口が2つに分かれていて、食べ終わった栗の皮を空いてる方に入れることができるんです!

このアイディアは秀逸!!

リスボンで買った焼き栗

熱々のものを食べ歩きするのが、焼き栗の醍醐味!

その際、袋の口がひとつしかないと皮のやり場に困るので、このタイプは本当に助かります。

焼き栗は買ったらすぐに、熱々のうちに食べるのがおすすめ。

以前、少し食べてから「また後で食べよ~」なんて思ってカバンにしまい込み、家に帰っていざ食べてみると・・・か、固い!

できたての美味しさはどこへやら・・・でした(涙)

肝心のお味は…というと、程よい塩味と素朴な甘さで、何個でもパクパクいけちゃいそう!

これは癖になる美味しさです♡

そして、栗のほくほく感もたまりません!

食感は日本の栗ほど柔らかくはありませんが、この食感×甘さ×塩気が絶妙なバランス

ゆこ
ゆこ

日本の栗とはまた違った美味しさに、すっかり虜です♡

今までは「小腹がすいたらとりあえずパステル・デ・ナタ!」といった感じでしたが、一度この味を知ってからというもの、選択肢に焼き栗も加わりました。

「今日は甘いものの気分じゃないから焼き栗にしとく?」みたいな。

ひとりで一袋食べるのは個人的にちょっと多いかなぁと思うので、2~3人でシェアするくらいが最後まで熱々を食べられておすすめです。

また、次第に口の中の水分を奪われるので、飲み物は必須

これは、日本の緑茶が欲しくなる・・・。

おわりに

ポルトガルの秋冬の風物詩「焼き栗」についてご紹介しました。

どの屋台で食べてもはずれなしですが、窯から出したてのものが食べられる、回転のいい屋台を狙うとなおよし!

この時期ならではの美味しさを、ぜひ味わってみてください♪


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