Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
ポルトガル旅行の楽しみのひとつが、絶品ポルトガル料理を食べ歩くこと。
どこに行けばいいか迷ったときに、まず候補となるのがガイドブックに載っているお店ですが・・・
ガイドブックに紹介されているお店って、どうせ観光客向けなんでしょ⁉
な~んて思っている方も多いのではないでしょうか?
そう、私のように(笑)
そこで今回は、元在住者の私がおすすめするポルトガル料理レストラン【リスボン中心部編】をご紹介します。
食いしん坊の私が実際に何度も通い、「これはみんなに自信を持っておすすめしたい!」と思ったお店だけを厳選しました!
数日間の旅行という限られた時間の中で、本当においしいものだけを食べたいと思っているそこのあなた!必見です!
Sinal Vermelho
リスボンのバイロ・アルト地区にあり、観光客や地元民でにぎわうレストランSinal Vermelho。
初訪問時は特に下調べもせず、たまたま近くのファドレストランに行く前に腹ごしらえをと思って入ったのですが、これが大正解!
料理が美味しいのはもちろん、スタッフの接客もフレンドリーかつ手際よく、それからすっかりお気に入りに♡
家族や友人がポルトガルに遊びに来た際は、必ず連れていくテッパンのお店でした♪
私の家族はかなり気に入って、滞在中に2回も訪れたほど!
ポルトガルらしい、可愛い内装も魅力のひとつ。
さらに、だいたいどのホテルでも歩いて帰れるという、立地の良さもうれしいポイントです♪
▼店内に飾られたポルトガルの陶器や▼
壁のアズレージョが素敵♡
価格はメイン料理で€15前後と、このあたりのお店としては良心的な価格帯。
メインはどれも一皿のボリュームがあり、前菜で出てくるパンやチーズをうっかり食べ過ぎると、完食できなくなることもしばしば。
前菜をたっぷり堪能した挙句、メインを一人一品注文したときは、〆のデザートでお腹はちきれそうでした(汗)
前菜や食後のデザートもしっかり楽しみたい場合は、メインを人数分より少なめに頼むのがおすすめ。
何を食べてもはずれはないのですが、特におすすめなのがバカリャウ・ア・ブラシュとアローシュ・デ・マリシュコです。
バカリャウ・ア・ブラシュ(Bacalhau à Brás)は、干しダラと玉ねぎ、ジャガイモの細切りを炒めた卵とじ。
ごはんが欲しくなるような甘じょっぱい味付けで、日本人の口にとてもよく合います。
他のレストランでも食べたことはありますが、このお店のものが干しダラも卵もたっぷり&パサつきがなくしっとり系で一番好みでした♪
アローシュ・デ・マリシュコ(Arroz de Marisco)は、魚介の旨みが凝縮されたブイヤベース風のリゾット。
美味しくないわけがありません!
エビやアサリ、アンコウなどの魚介がたっぷり入っていて、1人前でもかなり食べ応えがあります。
また、旅行中にお米が食べたくなったときや脂っこい料理に胃が疲れたときなんかにもうってつけです。
日本を離れて3日くらいすると、米食べたくなりません?
しかも、こちらのお店は英語が堪能なスタッフが多く、コミュニケーションもばっちり。
電話で席の予約もできるので、特に人数が多い場合は事前に予約することをおすすめします。
店名 | Sinal Vermelho |
住所 | R. das Gáveas 89, 1200-206 Lisboa, Portugal |
電話番号 | +351 21 346 1252 |
営業時間 | 12:30~23:00 |
公式サイト | https://sinalvermelho.negocio.site/ |
Bonjardim
1950年創業の老舗、リベルダーデ大通りから1本入った道沿いにあるローストチキンの人気店Bonjardim。
1階、2階、テラスとあり、席数は多いのですが、お昼から夜の閉店まで連日大盛況で、いつ行ってもほぼ満席です。
緑のチェック柄のテーブルクロスがとっても素敵♡
ここに来たら絶対食べてほしいのが、名物のフランゴ・アサードとカンジャです。
フランゴ・アサード(Frango Assado)は炭火で焼かれたローストチキン。
鶏を丸ごと串刺しにして、専用のロースターでじっくりと焼き上げるため、外はカリッと香ばしく、中はしっとりジューシー。
2人ならまずはハーフサイズを注文して、フライドポテト(Batata Frita)をつけるくらいがちょうどいいかと思います。
それで足りなければ追加するのが無難です。ハーフでもなかなかの量なので。
以前、夫(大のチキン好き)と2人でフルサイズを注文したら、スタッフに「本当にフルでいいのか?ハーフもあるぞ!?」と念を押されたほど。
もちろん私たちはその量を知っていて頼んだので、ぺろりと平らげましたが・・・
ただし、チキン以外を食べる余力はなし(笑)
カンジャ(Canja)は鶏の旨みがギュッと詰まった優しい味わいのコンソメ風チキンスープ。
味付けはシンプルに塩のみですが、鶏の味がとにかく濃くて、ほかでは味わえない美味しさ♡
ホロホロのやわらか~い鶏肉に加え、お米が入っています。
お腹いっぱいでも思わずおかわりしたくなるような、やさしくてほっとする味わいです。
店名 | Bonjardim |
住所 | Tv. de Santo Antão 12, 1150-265 Lisboa, Portugal |
電話番号 | +351 21 342 7424 |
営業時間 | 12:00~23:00 |
ちなみに、どちらのお店も観光客に慣れていて、英語が十分通じます。
とはいえ、せっかくならば現地の言葉でコミュニケーションをとってみたい!という方も多いのでは?
そんなあなたにおすすめなのが、こちらの指差し会話本!
ポルトガル (絵を見て話せるタビトモ会話―ヨーロッパ)
旅行中に使える、簡単なポルトガル語がイラスト付きで解説されています。
特に、レストランでの注文やスーパーでの買い物などに役立つ、食べ物や飲み物の名前もたくさん載っています。
私もポルトガル生活に慣れるまでは、常に持ち歩いていました♪
現地の言葉を使うと、喜んでくれる人もいたりして。
そういう旅の思い出って、一生ものですよね♡
みなさんも、旅のお供にぜひ^^
おわりに
今回は、リスボン中心部にある「私が何度も通ったおすすめのレストラン」を2つ厳選して紹介しました。
どこに行こうか迷ったときは、これらのお店に行けば間違いありません!
リスボン滞在中は中心部にあるホテルに泊まる方が多いと思うので、いつでも気軽に歩いていける近さというのも嬉しいですよね^^
ぜひ、美味しいポルトガル料理を味わいに訪れてみてください♪
次回は、私が住んでいたカンポ・デ・オウリケ地区でおすすめのレストランをご紹介します。
お楽しみに♪
ようこそポルトガル食堂へ (私のとっておき)
コメント
はじめまして、ゆうと申します。
4日後にポルトガル旅行(個人手配)を控えており、ゆこさんのブログにたどり着きました。
トイレ情報など大変ありがたいです。
レストランに入るのになかなか勇気が要るのですが、店員さんに案内されない限り勝手に空いているテーブルに座ってよいものでしょうか?それはテラス席も同様でしょうか?
以前ポルトガル旅行をした時は、一人旅だったので適当に食事を済ませていました。
今回は両親を案内したくて、毎回スーパーの軽食だと寂しいものがあるので、お聞きしたくコメントを書かせていただきました。
初歩的な質問ですみません。ご教授いただけますと幸いです。よろしくお願い致します。
ゆうさん
ポルトガル旅行いいですね♪
私の経験上、空いている席に勝手に座るということはなかったです。(町の食堂のようなお店でもちょっと高級なお店でも。)お店に入るとホールスタッフがすぐに対応してくれるので、人数を伝えて空いている席に案内してもらっていました。テラス席でも同様に。
人数を伝えたタイミングで、「空いてる席にどうぞ」と言われたらどこにでも座っていいかと思いますが。
ご両親との旅行でしたら、ボリュームがあるポルトガル料理でもシェアしながらいろいろ楽しめると思うので、ぜひレストランでのお食事楽しんでください♪
他にもなにか気になることなどあれば、いつでも聞いてくださいね。