Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
7つの丘があるといわれるリスボンには、街を一望できる無料の展望台がたくさんあります。
目の前に広がる美しいリスボンの街並みに、感動すること間違いなし!
でもたくさんあるからこそ、限られた時間の中でどこに行けばいいか迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、元在住者の私が自信をもっておすすめする絶景スポット6選をご紹介します。
リスボンの絶景スポット6選
私のいちおし絶景スポットがこちら!
① サンタ・ルジア展望台【Miradouro de Santa Luzia】
② ポルタス・ド・ソル展望台 【Miradouro das Portas do Sol】
③ グラサ展望台【Miradouro da Graça】
④ セニョーラ・ド・モンテ展望台【Miradouro da Senhora do Monte】
⑤ エドゥアルド7世公園展望台【Miradouro Parque Eduardo VII】
⑥ サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台【Jardim de São Pedro de Alcântara】
まずは、それぞれの位置を地図で確認☟
番号をクリックすると詳細情報が確認できます!
Google mapと連携しているので、事前に行きたい場所を保存しておくと便利♪
⑤だけ少し離れているように感じますが、地下鉄を利用すれば中心部から5分ほど。
もちろん歩いていくことも可能です。
効率よくまわれば、1日ですべて制覇することもできちゃいます!
それではさっそく、①から⑥までを順にみていきましょう♪
サンタ・ルジア展望台【Miradouro de Santa Luzia】
アルファマ地区を代表する展望台といえば、サンタ・ルジア展望台です。※地図①
眼下に広がるオレンジ屋根と青い空&テージョ川のコントラストは、息をのむ美しさ。
展望台は南東を向いているため日中はもちろん、朝日が昇る時間帯も絶景が拝めます。
庭園内のアズレージョも見事です。
この展望台の特徴は、アルファマ地区の美しい街並みとアズレージョを同時に楽しめるところ。
これぞリスボン!な光景です。
サンタ・ルジア展望台へは、コメルシオ広場からアルファマ方面へ、坂道を歩くこと約12分。
リスボン大聖堂を越えた先に、展望台があります。
歩くのはちょっと…という方はトラムの28番線の利用も可能。
サンタ・ルジア展望台(Miradouro Sta.Luzia)の停留所で下車すれば、目の前が展望台です。
なので、個人的には街歩きを楽しみながら徒歩で向かうのが断然おすすめ。
途中の道沿いのお店も素敵なお店が多いので、寄り道しながら歩いていたらあっという間ですよ^^
ポルタス・ド・ソル展望台【Miradouro das Portas do Sol】
サンタ・ルジア展望台まで行ったら、すぐ先にあるポルタス・ド・ソル展望台もお忘れなく!※地図②
どうせ同じような景色でしょ?と侮るなかれ。
東側に遮るものがないため、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院やサンタ・エングラシア教会もばっちり見えます。
また、ソル展望台の方がサンタ・ルジア展望台よりも少し低い位置にあるため、せり出した展望台からは、より近くで街並みを眺めることができるのもポイント。
人物も入れて写真を撮る場合、展望台の柵ぎりぎりに立てば、アルファマの街並みを背景にばっちりです♪
グラサ展望台【Miradouro da Graça】
サンジョルジェ城の北側に位置するのがグラサ展望台です。※地図③
ここからはリスボンの街全体が一望できます。
左奥に見えるのがサンジョルジェ城。
オレンジ屋根の街並みの向こうには、4月25日橋も顔をのぞかせます。
展望台は南西の方角を向いているため、太陽が高い位置にある日中に行くのがベスト!
オレンジ屋根に日があたり、より鮮やかさが増します。
トラムの28番線が利用可能で、グラサ(Graça)停留所で降りればそこから徒歩3分。
また、先ほど紹介したポルタス・ド・ソル展望台や、地下鉄のマルティンモニス駅(Martin Moniz)から歩いて行くことも可能。
ポルタス・ド・ソル展望台からは緩やかな坂道を約8分、ひたすら上ります。
距離は短いけれど、ずーっと坂道なので地味にきつい…
マルティンモニス駅からは、エスカレータや階段を利用しながら、坂道を歩くこと約12分。
高低差70mの道のりを一気に上ります!
これは本当にハード。無理をせず、休み休みいきましょう。
せっかちな私はいつも一気に駆け上がるので、毎回ゼェハァいって死にかけてます(笑)
リスボンの街歩きは体力勝負!歩きやすい靴は必須です!
これを聞いたら「絶対トラムの方がいいじゃん!」と思いますよね?
でも、歩いたからこそ楽しめる景色もあるんです。
細い路地の頭上に洗濯物が干されている下町ならではの光景や、展望台手前の階段に描かれた鮮やかなストリートアートは一見の価値あり!
往復徒歩は無理でも、行きはトラムに乗って、帰りはゆっくり歩いて戻るというのがおすすめですよ♪
展望台にはカフェ【Esplanada da Graça】が併設されているので、疲れたらひと休みできます。
この素晴らしい景色を眺めながらのカフェタイムは、まさに至福♪
セニョーラ・ド・モンテ展望台【Miradouro da Senhora do Monte】
グラサ展望台のさらに北側に位置するセニョーラ・ド・モンテ展望台。※地図④
このあたりで最も高い丘の上にあり、視界を遮るものがなにもないので、ここからのパノラマビューは圧巻です!
グラサ展望台からはすぐなので、あわせて立ち寄ってみてください♪
また、セニョーラ・ド・モンテ展望台だけ単体で行く場合は、マルティンモニス駅から歩いて行けるのですが、もれなく地獄の坂道が待っています。
今回紹介する中で、間違いなく1番険しい道のり…
なので、体力に自信のない方は、中心街から観光用のトゥクトゥクを利用するのもありです。
英語やポルトガル語での交渉となりますが、自分の行きたい場所を組み合わせて、効率よく観光することができます。
ガイドブックには載っていないような、地元の人しか知らない穴場にも連れて行ってもらえるかも♪
さらに、この展望台の魅力は日中だけでなく、サンセットの時間にも絶景を拝めること。
日が沈む直前、夕日の色に染まる街並みに感動です!
また、日が沈んでから暗くなるまでのマジックアワーも格別!
時間のある方はぜひ、美しい街並みや空の色の変化をゆっくりと楽しんでみてください♪
サンセットタイムは少し混雑するため、日没の30分前にはスタンバイを。
そして、日が沈んだからといってすぐに帰るのはもったいない!
その後も刻一刻と変わる幻想的な空の色は見逃せませんよ!
▼リスボン近郊の絶景スポット▼
エドゥアルド7世公園展望台【Miradouro Parque Eduardo VII】
美しい幾何学模様とリスボンの街並み、さらにはテージョ川までも一望できるエドゥアルド7世公園の展望台。※地図⑤
公園の奥に見えるのはポンパル侯爵の像で、その先には緑豊かなリベルダーデ通りが続きます。
ポンパル侯爵はリスボン大地震後に街の復興を指揮した人物。
それゆえに、この銅像は復興されたリスボンの街並みを見つめているのだそう。
バイシャ地区からは歩いても行けますが、緩やかな上り坂が続くため、地下鉄を利用すると楽ちん♪
ブルーラインのパルケ駅(Parque)で降りれば、すぐ公園です。
帰りは下り坂になるので、高級ホテルやブティックが建ち並ぶリベルダーデ通りを北上し、散策を楽しみながら戻りましょう。
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台【Jardim de São Pedro de Alcântara】
バイロ・アルト地区にあるサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台からは、サン・ジョルジェ城と旧市街が見渡せます。※地図⑥
よ~く見ると、グラサ展望台やリスボン大聖堂の姿も。
中心街から歩いて行けるほか、ケーブルカーのグロリア線の利用も可能です。
展望台は東を向いていて午前中は逆光になるので、午後の訪問がおすすめ!
西日が差す時間は、特に街の輝きが増します。
実はこの展望台、2011年に消臭力のCMで歌うま少年ミゲル君が「消臭力~♪」と熱唱していた場所としても有名。
ミゲル君がポルトガル出身だったことで、この場所が選ばれたんだとか。
そのCMがこちら☟
ミゲル君、懐かしい。。。
このCM効果もあり、特に日本人観光客にとって人気のスポットとなっています。
絶景を目の前に、思わず口ずさみたくなっちゃうかも⁉
おわりに
リスボンの絶景スポットはいかがでしたか?
坂は続くし、歩き慣れない石畳だし…
展望台へたどり着くまでのみちのりは決して楽なものではないですが、その先には疲れも吹き飛ぶほどの美しい景色が待っています!
しかも今回紹介した展望台はどれも無料。
これはもう行くしかないですね♪
ぜひ歩きやすい履き慣れた靴で、展望台巡りを楽しんでください♪
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