Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
「なかなか旅に行けないこんなときは、おうちで旅気分を味わおう♪」
…ということで、ポルトガル料理のレシピをご紹介します!
第2弾となる今回は、ポルトガルを代表する食材「バカリャウ(干しダラ)」を使った絶品料理【バカリャウ・ア・ブラス】です。
前回同様、ポルトガルで購入したレシピ本をもとに、日本で簡単に手に入る材料で作ってみたので、写真付きで解説します。
▼前回のレシピ紹介はこちら▼
バカリャウ・ア・ブラスとは?
バカリャウ・ア・ブラス(Bacalhau à Brás)はバカリャウと呼ばれる塩漬けにした干しダラと玉ねぎ、じゃがいもの千切りを炒めて卵とじにした料理。
素材の持つ自然な甘さと塩気が、絶妙なハーモニーを奏でます♪
日本人なら思わずご飯が欲しくなるような、甘じょっぱさがたまりません!
ポルトガル料理はどれも本当に美味しいけど、その中でも間違いなく上位に食い込む美味しさ♪
ちなみに、この料理が生まれたのは18世紀。
リスボンのバイロ・アルト地区にあるレストランが発祥といわれています。
その店のオーナーがブラスさんだったことから、この名前が付いたんだとか。
そういえば、バカリャウ・ア・ブラスが絶品のレストラン Sinal Vermelho もバイロ・アルトにあったなぁと思い出しました。
発祥の地だけあって、この辺りはバカリャウ・ア・ブラス激戦区なのかもしれませんね^^
Sinal Vermelho についてはこちらの記事で紹介しています!
>>>元在住者が厳選!本当に美味しいリスボンのおすすめレストラン【リスボン中心部編】
バカリャウ・ア・ブラスの材料
用意する材料(2人分)
・タラの切り身(甘口) 200~250g
・卵 3個
・じゃがいも 200~250g
・玉ねぎ 小1個
・にんにく 1/2欠け
・オリーブオイル 大さじ2
・パクチー お好みで
・ブラックオリーブ お好みで
・塩こしょう 適量
・揚げ油 適量
※本来はバカリャウ(塩漬けにした干しダラ)を使いますが、入手困難のためタラの切り身で代用。
甘口がなければ、ただの切り身でもOK!
その場合は、塩を振ってキッチンペーパーにくるんで一晩おくと美味しさUP♪
※パクチーが苦手な方は、パセリでもOK!どちらも苦手な場合は省いても。
※ブラックオリーブは見栄えのために使いますが、あってもなくても。
上の写真はタラが約250g、じゃがいもが約200gですが、 タラとじゃがいもの分量は1:1になるようにした方がバランスよし。
ポルトガルのスーパーでは、千切りポテトチップス「Batata Frita Palha」が売られているので、これを使えばとっても簡単♪
しかし、日本ではなかなか見かけないので、今回は生のじゃがいもを使用。
もし似たようなポテチが入手できれば、代用可!10分は時短で来ます!!
※以下2023年7月追記
コストコで千切りポテチを発見!(超大量ですが、このまま食べても美味しいので問題なし!!)
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そして、今回もポルトガルで買ったGALLOのオリーブオイルが大活躍♪
ポルトガル料理は味付けがシンプルなものが多いため、良質なオリーブオイルが欠かせません!
バカリャウ・ア・ブラスの作り方
(1)タラの切り身を電子レンジで(500w/2分)加熱し、皮と骨を取り除いてほぐします。
この後の炒める工程でタラが自然にほぐれるので、この時点では粗めでOK
(2)材料をカット
・じゃがいもは皮をむいて、長さ2~3cmの千切り
マッチ棒くらいの細さがベスト!
・玉ねぎは薄切り
・にんにく、パクチーはみじん切り
(2)じゃがいもを黄金色になるまで揚げます。
大量の油を使うと後処理が面倒なので、私はじゃがいもがかぶるくらいのオリーブオイルで、途中かき混ぜながら揚げています。
このオリーブオイルは、次の工程でも再利用。
(3)玉ねぎとにんにくを、オリーブオイルで色が透き通るまで炒めます。
(4)(1)のタラを加えて、さらに炒めます。
(5)(2)のじゃがいもを加えたら、溶き卵を流し入れ、具材にしっかり絡めます。
味を見ながら、塩こしょうもお好みで。
ここからはスピード勝負!手早く卵を全体に絡めて!
(6)卵に完全に火が入らないよう半熟に仕上げ、お皿に盛り付けます。
(7)最後に、刻んだパクチーとブラックオリーブを散らして完成です!
今回も、ポルトガルで購入した「COSTA NOVA」の器に盛りつけてみました♪
あ~やっぱりかわいい♡
本場のバカリャウのうまみには負けますが、再現度はかなり高いです!
今回はタラの量が多い&自分好みに粗めにほぐしたため、タラの主張強め。
ポルトガルだと、ほぼじゃがいもみたいなお店もあったり(笑)
おうちで作れば、こんな贅沢な味わいにだってできちゃいます♪
これは一度食べたらやみつきです!
おわりに
ポルトガル人のソウルフード「バカリャウ」を使った絶品料理【バカリャウ・ア・ブラス】の作り方をご紹介しました。
じゃがいもの千切り→揚げるという工程がちょっぴり面倒ですが、それでも所要時間は20分!
日本にある食材でも、簡単に本場の味を再現できちゃいます♡
ぜひ、おうちでポルトガル気分を味わってみてください♪
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