Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
「なかなか旅に行けないこんなときは、おうちで旅気分を味わおう♪」
…ということで、ポルトガル料理のレシピをご紹介します!
第2弾となる今回は、ポルトガルを代表する食材「バカリャウ(干しダラ)」を使った絶品料理【バカリャウ・ア・ブラス】です。
前回同様、ポルトガルで購入したレシピ本をもとに、日本で簡単に手に入る材料で作ってみたので、写真付きで解説します。
▼前回のレシピ紹介はこちら▼
バカリャウ・ア・ブラスとは?
![バカリャウ・ア・ブラス](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_20191230_201007_2-1024x768.jpg)
バカリャウ・ア・ブラス(Bacalhau à Brás)はバカリャウと呼ばれる塩漬けにした干しダラと玉ねぎ、じゃがいもの千切りを炒めて卵とじにした料理。
素材の持つ自然な甘さと塩気が、絶妙なハーモニーを奏でます♪
日本人なら思わずご飯が欲しくなるような、甘じょっぱさがたまりません!
![ゆこ](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/02/a7c64b7ec751b451115a0ca82c9cb1e2-e1614149362376-150x150.jpg)
ポルトガル料理はどれも本当に美味しいけど、その中でも間違いなく上位に食い込む美味しさ♪
ちなみに、この料理が生まれたのは18世紀。
リスボンのバイロ・アルト地区にあるレストランが発祥といわれています。
その店のオーナーがブラスさんだったことから、この名前が付いたんだとか。
そういえば、バカリャウ・ア・ブラスが絶品のレストラン Sinal Vermelho もバイロ・アルトにあったなぁと思い出しました。
発祥の地だけあって、この辺りはバカリャウ・ア・ブラス激戦区なのかもしれませんね^^
Sinal Vermelho についてはこちらの記事で紹介しています!
>>>元在住者が厳選!本当に美味しいリスボンのおすすめレストラン【リスボン中心部編】
バカリャウ・ア・ブラスの材料
用意する材料(2人分)
・タラの切り身(甘口) 200~250g
・卵 3個
・じゃがいも 200~250g
・玉ねぎ 小1個
・にんにく 1/2欠け
・オリーブオイル 大さじ2
・パクチー お好みで
・ブラックオリーブ お好みで
・塩こしょう 適量
・揚げ油 適量
※本来はバカリャウ(塩漬けにした干しダラ)を使いますが、入手困難のためタラの切り身で代用。
甘口がなければ、ただの切り身でもOK!
その場合は、塩を振ってキッチンペーパーにくるんで一晩おくと美味しさUP♪
※パクチーが苦手な方は、パセリでもOK!どちらも苦手な場合は省いても。
※ブラックオリーブは見栄えのために使いますが、あってもなくても。
![バカリャウ・ア・ブラスの材料](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/c400d14e6f22058bc4813b6f54bb8ed5.jpg)
上の写真はタラが約250g、じゃがいもが約200gですが、 タラとじゃがいもの分量は1:1になるようにした方がバランスよし。
ポルトガルのスーパーでは、千切りポテトチップス「Batata Frita Palha」が売られているので、これを使えばとっても簡単♪
![Batata Frita Palha](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/Palha-Fina.jpg)
しかし、日本ではなかなか見かけないので、今回は生のじゃがいもを使用。
もし似たようなポテチが入手できれば、代用可!10分は時短で来ます!!
※以下2023年7月追記
コストコで千切りポテチを発見!(超大量ですが、このまま食べても美味しいので問題なし!!)
▼Amazonでも買えます▼
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/411Nj5nQnPL._SL500_.jpg)
PAPAS ARGENTE パパス アルジェンテ ポテトスティック 1kg 大容量
そして、今回もポルトガルで買ったGALLOのオリーブオイルが大活躍♪
ポルトガル料理は味付けがシンプルなものが多いため、良質なオリーブオイルが欠かせません!
バカリャウ・ア・ブラスの作り方
(1)タラの切り身を電子レンジで(500w/2分)加熱し、皮と骨を取り除いてほぐします。
![レンチンしてほぐしたタラの切り身](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/ff849a812852c1df39d1ab16bdd04627.jpg)
この後の炒める工程でタラが自然にほぐれるので、この時点では粗めでOK
(2)材料をカット
・じゃがいもは皮をむいて、長さ2~3cmの千切り
![千切りにしたじゃがいも](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/ee195c1cce6cce1715281a4c716effe2.jpg)
マッチ棒くらいの細さがベスト!
・玉ねぎは薄切り
![薄切りにした玉ねぎ](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/0c32dd4305c2527e779158a7c9ecf683.jpg)
・にんにく、パクチーはみじん切り
![みじん切りにしたパクチーとニンニク](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/a19de364a9b8528483ce91065ee27306.jpg)
(2)じゃがいもを黄金色になるまで揚げます。
![千切りにしたじゃがいもを揚げる](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/3106845fa92a2444104d89ee59824294.jpg)
大量の油を使うと後処理が面倒なので、私はじゃがいもがかぶるくらいのオリーブオイルで、途中かき混ぜながら揚げています。
このオリーブオイルは、次の工程でも再利用。
![千切りにしたじゃがいもを揚げる](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/db8566b52c7429a0e3c508c0bc3c1d95.jpg)
![黄金色になったじゃがいも](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/427ea832760d1a238885518b3bbc1dbc.jpg)
![黄金色になったじゃがいも](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/5cbc6cedd7b773a04baff75811a144a5.jpg)
(3)玉ねぎとにんにくを、オリーブオイルで色が透き通るまで炒めます。
![玉ねぎとニンニクをオリーブオイルで炒める](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/136530cbb842e9b491514d67b95d07c1.jpg)
(4)(1)のタラを加えて、さらに炒めます。
![タラを加える](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/70c81ed9526f62ccabbdd6e833649fc1.jpg)
(5)(2)のじゃがいもを加えたら、溶き卵を流し入れ、具材にしっかり絡めます。
![じゃがいもを加える](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/429f9999ea2fe3d799ab4dd4732b3499.jpg)
味を見ながら、塩こしょうもお好みで。
![溶き卵を加える](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/dab1d33b88b8d05f9f1cb08ea1d55522.jpg)
ここからはスピード勝負!手早く卵を全体に絡めて!
(6)卵に完全に火が入らないよう半熟に仕上げ、お皿に盛り付けます。
![卵が半熟の状態](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/4e8a8a7041414584290472c663d13f54.jpg)
(7)最後に、刻んだパクチーとブラックオリーブを散らして完成です!
![バカリャウ・ア・ブラスの完成](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/7bf07092aea4778534c8420062517b16.jpg)
今回も、ポルトガルで購入した「COSTA NOVA」の器に盛りつけてみました♪
あ~やっぱりかわいい♡
本場のバカリャウのうまみには負けますが、再現度はかなり高いです!
今回はタラの量が多い&自分好みに粗めにほぐしたため、タラの主張強め。
![ゆこ](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/02/a7c64b7ec751b451115a0ca82c9cb1e2-e1614149362376-150x150.jpg)
ポルトガルだと、ほぼじゃがいもみたいなお店もあったり(笑)
おうちで作れば、こんな贅沢な味わいにだってできちゃいます♪
これは一度食べたらやみつきです!
![コスタノヴァの食器とバカリャウ・ア・ブラス](https://uco-trip.com/wp-content/uploads/2021/12/83b14c9fc3000e0779c75e077fd8abcd.jpg)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3T8UPR+3KMEQ+3GKQ+NV9N5)
おわりに
ポルトガル人のソウルフード「バカリャウ」を使った絶品料理【バカリャウ・ア・ブラス】の作り方をご紹介しました。
じゃがいもの千切り→揚げるという工程がちょっぴり面倒ですが、それでも所要時間は20分!
日本にある食材でも、簡単に本場の味を再現できちゃいます♡
ぜひ、おうちでポルトガル気分を味わってみてください♪
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