こんにちは!旅好きゆこ(@uco_trip)です。
那覇の台所<第一牧志公設市場>で、沖縄名物の「油みそ」を買って食べ比べてみました!
「そもそも油みそってなに?」
「いろんなお店で見かけるけど、どこも同じじゃないの⁉」
「たくさんあり過ぎて結局どれがおすすめなの?」
そんな疑問やお悩みを解決します!
油みそとは?
油みそとは、味噌を豚の脂(ラード)で炒めた沖縄の伝統料理で、沖縄では【アンダンスー】と呼ばれています。
砂糖やみりん、泡盛などを入れることも多く、脂と味噌のコクに加え、甘みがあるのが特徴です。
高温多湿の沖縄では、味噌や豚の脂は貴重な保存食。
この2つを組み合わせた「油みそ」は、昔から常備菜として親しまれてきました。
地域によっては、豚肉ではなく魚介類を加えたものもあるんだとか。
もともとは家庭で作られる保存食でしたが、現在では市販品も多く、スーパーや市場、土産店でもよく見かけるように。
「地元の人が昔から食べているもの」で「日持ちする」ということで、まさにお土産にぴったりです^^
油みそ3種食べ比べ
今回食べ比べたのは、「平田漬物店」「丸竹食肉店」「上原精肉店」の3店舗の油みそ。
事前リサーチにより、特に評判のお店を厳選しました!
どれも第一牧志公設市場で購入が可能です。
※2024年現在「丸竹食肉店」は閉業しています。
他2店舗については、現在も第一牧志公設市場で購入が可能
それではさっそく、各店舗の詳細と油みそのレビューを見ていきましょう♪
平田漬物店
様々な著名人の写真が飾られ、市場の中でもひと際目を引く【平田漬物店】
これまでに、たくさんのTVで紹介されてきた有名店です。
おばあの味を引き継ぎ、昔ながらの製法で美味しい漬物を作り続けてきた、創業70年を超える老舗でもあります。
‟島らっきょう(塩漬け)発祥のお店”として知られるこちらのお店で、人気の油みそといえば「島らっきょう専用ピリ辛油みそ(600円)」。
お店では、島らっきょうに油みそをつけて試食させてくれました♪
食べたらその美味しさに購入不可避♡
こちらが、その絶品「平田の油みそ」。
購入日が9月頭だったので、1ヶ月半は日持ちしますね。
内容量は150gで、蓋を開けると、しっかり密閉袋に入っていました。
袋を開けた瞬間に、食欲をそそる島らっきょうの刺激的な香りが♡
かなりしっとり、やわらかめの油みそです。
お味はというと、島らっきょうと唐辛子が入ってピリ辛。
白ごま&黒ごまもたっぷりで、いいアクセントになっています。
甘さ ★★
しょっぱさ ★★★
肉感 ほぼなし
お店の方によると、島らっきょうにもごはんにも合うとのことですが、ほかにおすすめの食べ方はあるか聞いてみたところ・・・
キュウリにもすごく合うよ!
とのことなので、さっそく試してみたらすっかりハマりました!
これはもう、無限にキュウリが食べられるやつですね^^
キャベツ・にんじん・大根など、ほかの生野菜でも◎
油みそにマヨネーズを合わせても、なおよし!
ごはんのお供としてはもちろん、お好みの野菜にディップしても抜群に美味しいです!
丸竹食肉店
雑誌 Popeye の7月号(沖縄特集の号)に掲載されていてた【丸竹食肉店】
※2024年3月現在閉業しています。
1960年からこの市場で精肉店を営む、又吉竹子さん(通称 竹おばあちゃん)が看板娘の小さなお店です。
お店の隅にちょこんと置かれたこちらが、‟沖縄で1番”とも評される「竹おばあちゃんの油みそ(650円)」
丸竹食肉店の油みそは、まさに‟シンプル・イズ・ベスト”なパッケージ(笑)
透明のプラカップの蓋に「まーさん」と書かれたシールがペッと貼ってあるだけで、成分表示も内容量も、賞味期限の記載もなし^^;
脂は使わず、沖縄県産豚肉の赤身を使った油みそは、肉感が強く、硬めの食感。
豚肉の繊維がしっかり目に見えるほどにお肉たっぷりで、たまにフレーク状の塊もあります。
それゆえ、お酒のあてに油みそだけをちびちび舐めるのもあり♡
甘さ ★★★
しょっぱさ ★★★
肉感 ★★★
今回購入した3つの中では一番味が濃く、うまみがギュッと凝縮されている感じがします。
個人的には、炊き立てのごはんに合わせるのが一番のおすすめ!
また、硬め食感なので、おにぎりの具として中に入れるのもありです♪
上原精肉店
観光客や地元民のみならず、飲食店を経営するプロも足を運ぶ【上原精肉店】
お店には、元市場組合長の店主上原さんがていねいに下処理した、美しい豚肉がずらりと並びます。
自慢の「手作りあぶらみそ(500円)」は、沖縄県産ハーブ豚や琉球あぐーのお肉を使用。
支払い方法は現金以外にも、クレジットカード・Paypay・楽天Payなどのキャッシュレス決済にも対応◎
今回購入した中では一番小ぶりな容器でしたが、中にはぎっちり200gの油みそが入っています。
他とは異なり、回して開けるタイプの蓋で、開け閉めしやすいのもポイント高いです^^
細かくほぐしたお肉がたくさん入った、口当たりなめらかなしっとり食感の油みそ。
甘さがしっかりあって、やさしい味わいです。
甘さ ★★★
しょっぱさ ★★
肉感 ★★
やわらかい質感を生かして、みそ焼きおにぎりにしてみたり、ナスや豆腐などにつけて味噌田楽にするのがおすすめ!
片面にたっぷり油みそをつけて、ほんのり焦げ目が付くらいに焼くと、香ばしさが加わり美味しさ倍増です^^
第一牧志公設市場へのアクセス
最後に、今回油みそを購入した「第一牧志公設市場」の場所について。
国際通りのドン・キホーテがある「むつみ橋交差点」から「市場本通り」を南下すると、右前方に市場があります。
ゆいレール・・・牧志駅より徒歩9分/美栄橋駅より徒歩10分/県庁前駅より徒歩15分より
バス・・・松尾バス停より徒歩5分/てんぶす前バス停より徒歩4分
車・タクシー・・・空港より車で15分
※駐車場はないため、周辺の有料駐車場を利用
店名 | 第一牧志公設市場 |
住所 | 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10−1 |
営業時間 | 8:00~21:00 ※店舗により営業時間が異なる |
電話番号 | 098-867-6560 |
公式HP | https://makishi-public-market.jp/ |
おわりに
第一牧志公設市場で買える、おすすめ「油みそ」3種の食べ比べレポをお届けしました。
1パックでおよそ150~200gと少し重たいのが難点ですが、お土産に買って帰ったら喜ばれること間違いなし!
もちろん自分用にも忘れずに♪
そのまま食べても、いろんな食材と合わせても万能な油みそ。
手頃な値段かつ少量サイズのものを、スーパーで買うこともできますが、せっかくなら市場でお店の人との会話を楽むのも旅の醍醐味^^
旅の思い出とともに、‟手作りの逸品”をぜひ味わってみてください♪
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