Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
海外への渡航制限が緩和され、帰国後の隔離もなくなり、この夏はようやく海外旅行解禁!と言いたいところですが、
「円安&航空券の価格高騰で、今は海外には行けないよ~」という方も多いはず!
そんな方には、おうちで旅気分を味わってもらおう♪…ということで、ポルトガル料理のレシピをご紹介!
第4弾となる今回は、ポルトガルを代表する魚「バカリャウ」を使った【パステイス・デ・バカリャウ】=バカリャウコロッケです。
これまで同様、ポルトガルで購入したレシピ本をもとに、日本で簡単に手に入る材料で作ってみたので、写真付きで解説します!
▼前回のレシピ紹介はこちら▼
パステイス・デ・バカリャウとは?
パステイス・デ・バカリャウ(Pastéis de Bacalhau)は、バカリャウと呼ばれる塩漬けにした干しダラとじゃがいもを混ぜ合わせて揚げたコロッケのこと。
※わかりやすく、以下バカリャウコロッケと呼びます。
ポルトガルでは、レストランで出てくる定番の前菜です。
パステラリアと呼ばれるお菓子屋兼カフェでは、軽食として提供していることも。
最近ではバカリャウコロッケの専門店もあり、通常の2倍以上の大きさで、中にチーズ入ったちょっと贅沢なタイプも観光客に人気です^^
バカリャウコロッケの材料
用意する材料(約15個分)
・タラの切り身(甘口) 200g
・じゃがいも(大) 2個(約300g)
・玉ねぎ(小) 1個
・卵 1~2個
・イタリアンパセリみじん切り 小さじ1~2
※なくても可
・塩・コショウ・ナツメグ 適量
・揚げ油
※本来はバカリャウ(塩漬けにした干しダラ)を使いますが、入手困難のためタラの切り身で代用。
甘口がなければ、ただの切り身でもOK!
その場合は、塩を振ってキッチンペーパーにくるんで一晩おくと美味しさUP♪
※レシピではこの倍量となっていましたが、とんでもない量になるため半量を記載しています。
そのため、分量がややアバウトですが(特に卵とか)なんとかなるのでおおらかな気持ちで(笑)
※今回はイタリアンパセリの代わりに、パクチーを使っています。(パセリが苦手なので)
どちらも苦手という方は省いてOKです!
バカリャウコロッケの作り方
(1)玉ねぎとパセリをみじん切りにする
(2)タラを茹でる
※このときに、茹でたお湯は捨てないでとっておく
(3)茹でたタラの骨と皮を取り除き、できるだけ細かくほぐす
本場のバカリャウコロッケは、かなり細かくほぐして滑らか食感に仕上げていますが、お好みの大きさでOK♪
あえて粗くほぐして食感を楽しむのもあり!
(4)(1)のお湯でじゃがいもを茹でる
(5)茹でたじゃがいもの皮を剥いて潰す
(6)じゃがいも・タラ・玉ねぎ・パセリを混ぜ合わせ、塩・コショウ・ナツメグで味付けをする
(7)溶いた卵を少しずつ加え、しっかり混ぜる
卵の大きさにもよりますが、2個全部入れるとゆるくなりすぎるので、少しずつ様子を見ながら1個~1個半分くらい入れるとちょうどいいかと。
スプーンで成型できるくらいの硬さは残してください。
今回私は、卵1個分とちょい入れました。
残った溶き卵は、卵かけご飯にでも・・・
(8)大きめのスプーンを2つ使って、コロッケを成形する
(9)黄金色になるまで揚げて完成
たっぷりの油で揚げても、私のように転がしながら少量の油で揚げてもOK!
タラのうまみや塩気をしっかり感じられるので、ソースなどはなにもつけずに召し上がれ♪
揚げたては、ほくほくというよりもトロっとなめらか♡
時間が経ってしっとりしたのも、これまた美味なので、お弁当に入れてもいいかもです^^
おわりに
ポルトガルの前菜の定番【バカリャウコロッケ】 の作り方をご紹介しました。
お酒のお供としてだけでなく、ご飯のおかずにも、小腹が減った時のおやつにもぴったり♪
タラのうまみがくせになるお手軽ポルトガル料理、ぜひお試しあれ^^
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