こんにちは!ゆこです。
今回は、群馬県にある四万温泉の観光スポットをご紹介!
昭和レトロな街並みやジブリ映画のモデルと話題の老舗旅館、自然豊かなこの土地ならではの絶景スポットなど、四万温泉の魅力にせまります!
四万温泉とは?
草津、伊香保、水上とならび、群馬県を代表する温泉地の四万温泉。
「4万もの病を治す」して、この名前が付けられたんだとか。
山々に囲まれ、清らかな四万川沿いに広がる四万温泉は、古くから湯治場として親しまれてきました。
現在も1年を通して多くの観光客が訪れるこの地では、風情ある温泉街の散策や温泉巡りを楽しむことができます。
温泉街をぐるっと回って、立ち寄り湯を楽しんでも、所要時間は2時間ほどで日帰り観光も十分に可能。
・・・なのですが!個人的には断然1泊以上がおすすめです♪
なにしろ、四万温泉には、温泉街の周りに広がる大自然にも見どころが点在!
極上の温泉に癒されて、宿ではの~んびり何もしない贅沢を味わい、ときには温泉街から少し足を延ばして、四万の自然に触れてみる・・・
日々の疲れも吹き飛ぶこと、間違いなしです!
▼四万温泉でいちおしの宿を紹介▼
四万温泉のおすすめ観光スポット
ノスタルジックな温泉街
時が止まったかのような温泉街のレトロな街並みは、四万温泉を象徴する景観のひとつ。
昭和の面影を残す「落合通り」には、昔ながらの飲食店や遊技場が軒を連ねます。
残念ながら、私たちが訪れたのが12月の平日ということもあってか、多くのお店が休業ていました。お蕎麦食べたかったな…
ノスタルジックな光景に、気分もほっこり♪
落合通りの端にあるお食事処「くれない」は、温泉で蒸しあげた「湯蒸しうな重」が人気です。
目抜き通り(国道239号)には、昔ながらの土産店や商店、温泉旅館が建ち並びます。
自家製無添加の和菓子がそろう「髙田屋」
温泉まんじゅうは黒糖風味で、ほんのり塩味を感じる甘い餡子と、しっとりもっちりした皮が美味♡
無添加のため賞味期限は短いですが、お土産に買って帰ったら喜ばれること間違いなしです^^
飲泉可能な四万温泉には、無料の飲泉所がいくつも点在。
「塩之湯飲泉所」は東屋が設けられた立派なつくりが目を引きます。※現在は新型コロナウイルスの影響で飲泉不可
創業75年を迎える老舗和菓子屋「楓月堂」
ゆず餡とくるみ餡を求肥で包んだ「夢まくら」が絶品♡
楓月堂でしか買えない銘菓なので、こちらもお土産に最適です♪
ガイドブックにもよく登場する、人気の焼きまんじゅう屋「島村」
残念ながら、私たちが訪れた2日間はどちらもお休みだったため、絶品焼きまんじゅうは食べられず(涙)
リベンジを誓いました!
昭和レトロな街並みの中に、近年若者向けのおしゃれなお店も急増中。
温泉マークカプチーノが人気の「柏屋カフェ」
上州牛を贅沢に使ったハンバーガーが自慢の「ジュピターズキッチン」
ほかにも、イタリアンやフレンチのお店も発見。
‟いまどき”なお店が増えてきているとはいえ、こじんまりとした温泉街には信号やコンビニはなく、古き良き湯治場風情が残ります。
昔にタイムスリップした気分で、のんびり街歩きを楽しんでください♪
温泉街を歩いていると、マンホールマニアの心をくすぐるご当地マンホール発見!
四万温泉がある中之条町の花「ヤマユリ」と町の鳥「ウグイス」が描かれています。
散策の際は、足元にも注目です!
ジブリ映画のモデルとなった老舗旅館「積善館」
四万温泉の見どころといえば、風情ある湯宿建築が見事な「積善館」も忘れてはいけません。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台のひとつとされ、本館へと繋がる赤い橋(慶運橋)は、いまや人気のフォトスポットに!
この景観をひと目見ようと、宿泊者以外にも多くの観光客が足を運びます。
たしかにこれは、映画に出てくる「油屋」にかかるあの橋そのもの!
また、昼間も圧巻の美しさですが、夜にライトアップされた幻想的な姿も必見です!
積善館の魅力については、別記事にまとめているので、もっと詳しく知りたい!という方はこちらもあわせてご覧ください♪
>>>【四万温泉 積善館本館】宿泊記!ジブリ映画の世界観ただよう日本最古の木造湯宿へ
住所 | 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万 |
アクセス | 電車/バス JR吾妻線中之条駅下車→関越交通四万温泉行きバスで約40分→四万温泉下車すぐ 車 中之条町から国道353号線で約25分 |
駐車場 | 宿泊者のみ ※日帰り観光の場合は、近隣の「桐の木平 駐車場」を利用(無料) |
壮大な絶景が広がる「奥四万湖」
温泉街から少し足を延ばして、ぜひ訪れてほしいのが「奥四万湖」
息をのむほどに美しい湖の青色は「四万ブルー」と呼ばれています。
青さの秘密については諸説ありますが、
①湖に注ぐ四万川に湯の泉が混入し、アロフェンという微粒子が溶け込んで、青の光が乱反射するため
②透明度が非常に高く、太陽光が水中深くまで届くため
※太陽光のうち、赤い光は途中で吸収されるが、青い光は湖底まで届く
→私たちの目には青く見える
この2つが有力とされています。
一般的にその青さはコバルトブルーと表現されますが、私が訪れたときにはターコイズブルーといった印象。
訪れる季節や天候によって、色合いが変化するのも魅力です。
湖全体を見渡すなら、①奥四万湖展望台と②堤防からがおすすめ♪
奥四万湖展望台からの眺望は、2020年のJR大人の休日クラブのポスター(吉永小百合さんが日本各地を巡るアレです)に起用されたことも。
目の前に広がる壮大な景色と、四万ブルーの美しさは感動モノです!
また、奥四万湖に沿って道が整備されているため、車や徒歩でぐるっと1周することもできます。
ダムの周辺には公園や広場があり、見晴らし台も整備されているため、四季折々の絶景を楽しめますよ♪
春の桜、夏の緑、秋の紅葉どれも素敵すぎます♡
春・夏・秋・冬と季節ごとに訪れて、異なる絶景を堪能したいですね♪
なんと!奥四万湖周辺でもご当地マンホールを発見!
可愛い二ホンカモシカの親子が描かれています。
しかも色付き♡四万ブルーを思わせる青色が素敵です♪
住所 | 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万 |
アクセス | 電車/バス JR吾妻線中之条駅下車→関越交通四万温泉行きバスで約40分→四万温泉下車→タクシーで約7分 車 中之条町から国道353号線で約35分 |
駐車場 | あり(無料) |
自然が作り出した芸術作品「四万の甌穴群」
群馬県の天然記念物にも指定されている「四万の甌穴群」
甌穴とは?
川底に沈む石が、渦巻き状の水流によって定位置で回転することによって、摩擦の力で川底の岩盤を削ってできた円形の穴のこと。
数万年もの長い年月をかけて、自然が作り出した彫刻ともいわれています。
秋鹿橋から下流の約130mの間に大小合わせ8個の穴があり、大きいものだと直径3m、深さ1.5mにもなるんだとか。
岩肌のグラデーションと青く澄んだ川のコントラストも見事です。
もともとは、子供の遊び場だった甌穴。
現在も、足場が悪くなる冬季をのぞいては、河原まで降りることができるので、ぜひ間近でその迫力を味わってみてください♪
住所 | 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万3520 |
アクセス | 電車/バス JR吾妻線中之条駅下車→関越交通四万温泉行きバスで約30分→四万甌穴前下車 車 中之条町から国道353号線で約20分 |
駐車場 | あり(無料) |
魅惑の四万ブルー「桃太郎の滝」
四万温泉にはいくつもの滝がありますが、その中でも私のいちおしは「桃太郎の滝」
発電用の小さなダム設備のすぐ横に流れる小さな滝ですが、注目すべきは滝が流れる落ちる湖の美しさ!
ターコイズブルー⁉ティファニーブルー⁉なんとも表現しがたい絶妙な青色に、心奪われます♡
ちなみにこの桃太郎の滝、車で行くとうっかり通り過ぎてしまいがち!
四万温泉から国道353号を南下すると、下の写真の看板が見えるのでここでストップ!
滝があるのはまさにこの場所、写真の右側です。
また、専用の駐車場はありませんが、道路の反対側に駐車するスペースがあるので、短時間であれば駐車が可能です。
住所 | 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万3520 |
アクセス | 電車/バス JR吾妻線中之条駅下車→関越交通四万温泉行きバスで約30分→清流の湯入り口下車すぐ 車 中之条町から国道353号線で約20分 |
駐車場 | 専用の駐車場はないが、道路の反対側に駐車スペースあり |
おわりに
四万温泉のおすすめ観光スポットを5つ厳選してご紹介しました。
ノスタルジックな温泉街と大自然が生んだ絶景に、一度訪れたらあなたもきっと虜です♪
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