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リスボンから日帰り旅行♪シントラ&ロカ岬を巡る1日 モデルプラン

シントラ&ロカ岬1日モデルプラン ポルトガル

Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。

ポルトガルに来るならば、絶対に押さえておきたい観光名所の「シントラとロカ岬」

実際に私が2019年9月に訪れた際に気づいた改善点を踏まえ、1日で効率よく回るためのモデルプランを考えてみました。

それではさっそく、スタート♪

※本記事は2019年時点の情報をもとに作成しています。(2023年7月に加筆修正あり)
 最新情報については、渡航前に必ずご自身でご確認ください。

1日の流れ

シントラ&ロカ岬を巡る1日 モデルプラン
  • 8:11
    ロシオ駅出発(リスボン)

    鉄道でシントラへ

  • 8:51
    シントラ駅到着

    【434番】バスでペーナ宮殿へ移動(約20分)

  • 9:45
    ペーナ宮殿

    (所要時間2時間)
    【434番】バスでシントラ・ヴィラへ移動
    【435番】バスへ乗り換えレガレイラ宮殿へ移動

  • 12:15
    レガレイラ宮殿

    (所要時間2時間)
    【435番】バスでモンセラーテ宮殿へ移動

  • 14:45
    モンセラーテ宮殿

    (所要時間1時間半)
    【435番】バスでシントラ・ヴィラまたはシントラ駅へ移動

  • 16:45
    シントラ駅周辺またはシントラ・ヴィラで夕食
  • 18:10
    シントラ駅から【403番】バスでロカ岬へ(約40分)

    ※【1253番】に変更

  • 19:00
    ロカ岬

    (所要時間1時間)
    【403番】バスでカスカイスへ移動(約30分)
    ※【1624番】に変更

  • 20:34
    カスカイス駅出発

    鉄道でリスボンへ

  • 21:14
    カイス・ド・ソドレ駅到着(リスボン)

私が訪れた9月を例に日程を組んでいます。

日没が20時前後となる4月~9月であればこの日程で観光が可能ですが、日が短い時期にこの日程で行くと、ロカ岬に着いたころには真っ暗です(泣)

日没前にロカ岬に着くためには、シントラで観光する宮殿を2つに絞る、あるいは夕食はリスボンに戻ってからにするなどの必要があります。

シントラ&ロカ岬を巡る1日に密着

リスボンからシントラへ移動

ロシオ駅外観

リスボンの中心部にあるロシオ駅が出発地点です。

Train&Busチケットを購入して、8:11発のシントラ線に乗ります。

チケットの購入方法や注意点は以下の記事にまとめてありますのでご覧ください。

鉄道の車内はこんな感じでとてもきれいで、座席もほどよく柔らかく快適。

日本と違い、全席BOX席です。

シントラ線の車内の様子

シントラ駅へ到着

ロシオ駅を出発して40分、シントラ駅に到着です。

駅舎内の美しいアズレージョにうっとり・・・している暇はありません(笑)

シントラ駅のアズレージョ

9:15発(冬季は9:30)の434番バスの始発に乗るために、駅を出てたら右手にあるバス停へ。

まずは一番人気のペーナ宮殿に向かいます。

シントラ駅を出発して4つ目の停留所がペーナ宮殿です。

434番バス路線図

ペーナ宮殿を散策

バスを降りたら、まず門の前で入場チケットを購入します。

その際に、シャトルバスの往復チケットも必要であればあわせて購入してください。

シャトルバスとは?

門からペーナ宮殿入口までの移動手段。

シャトルバスを利用しない場合、坂道を10分弱登ることになります。

歩くのはちょっと…という方はシャトルバスの利用も可能ですが、乗るまでに長蛇の列。

歩いたほうが断然早いです!

ペーナ宮殿は開園前からすごい人。

始発のバスに乗って早めに着いても、チケットが購入できたころにはちょうど開園時間になっています。

ペーナ宮殿

坂道をのぼった先に現れる、カラフルでまるでおとぎの城のようなペーナ宮殿。

ガイドブックに必ず載っている、シントラで一番人気の観光名所です。

ペーナ宮殿

ペーナ宮殿の見どころに関しては、以下の記事でまとめていますので、こちらをご覧ください。
>>>【シントラ】観光の定番宮殿巡り!人気スポットから穴場までを大公開!

宮殿内には売店やカフェもあるので、ここで軽く腹ごしらえをしておきましょう。

この先のレガレイラ宮殿やモンセラーテ宮殿は敷地内を結構歩くので、ここでいったんエネルギー補給しないと後悔することに(汗)

ペーナ宮殿からレガレイラ宮殿へ移動

ペーナ宮殿を見終えたら、再び434番バスに乗り、シントラ・ヴィラへ向かいます。

ペーナ宮殿の次の停留所なので、乗り過ごさないように注意してください。

434番バス路線図

ペーナ宮殿からレガレイラ宮殿へは直通のバスがないため、シントラ・ヴィラで435番バスに乗り換えます。

435番バス路線図

シントラ・ヴィラからレガレイラ宮殿まではバスで2分、徒歩でも9分なので、バスがなかなか来ない場合は歩いた方が早いことも。

また、今回のプランには入れていませんが、シントラ王宮も時間があれば見学したい名所です。

私はシントラ・ヴィラで乗り換えの際に外観だけ写真に収めました。

シントラ王宮

レガレイラ宮殿を散策

門を入ったところでチケットを購入。

行列になっていても、複数の窓口があり回転が速いです。

チケット購入時にもらった地図を片手に、まずは広大な庭園を散策します。

イニシエーションの井戸

RPGの世界を体験できると人気のレガレイラ宮殿。

さまざまな仕掛けが施された迷路のような庭園は、2時間でまわりきるのがやっとなほど。

宮殿内部の装飾もとても美しいので必見です。

レガレイラ宮殿

レガレイラ宮殿の見どころに関しては、以下の記事でまとめていますので、こちらをご覧ください。
>>>【シントラ】観光の定番宮殿巡り!人気スポットから穴場までを大公開!

レガレイラ宮殿を見終えたら、再び435番バスに乗り、モンセラーテ宮殿へ向かいます。

モンセラーテ宮殿を散策

門の脇にある窓口でチケットを購入します。

ペーナ宮殿、レガレイラ宮殿と異なり、こちらは行列もなくスムーズです。

モンセラーテ宮殿

エキゾチックな雰囲気がただよう広大な庭園と、ムーア様式の緻密な装飾が美しいモンセラーテ宮殿。

ガイドブックにも載っていないことが多く、シントラの中心部から離れているため、人が少なくゆっくりと楽しめます。

3つの宮殿の中で、個人的に一番のお気に入りです♪

アーチが続く廊下

モンセラーテ宮殿の見どころに関しては、以下の記事でまとめていますので、こちらをご覧ください。
>>>【シントラ】観光の定番宮殿巡り!人気スポットから穴場までを大公開!

モンセラーテ宮殿を見終えたら、再び435番バスに乗り、シントラ駅またはシントラ・ヴィラへ向かいます。

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シントラ駅周辺またはシントラ・ヴィラで早めの夕食

ちょっと早いですが、ここで夕食です。

ロカ岬ではサンセットも楽しみたいため、時間調整もかねています。

私はシントラ駅前にある「大福楼」という中華料理屋へ行きました。

理由は2つ。

①日本を離れて1ヶ月経ったころで、アジア料理を欲していた!

②次に乗る403番バスの停留所まで20秒!激近!
※2023年7月現在、Scotturb社の403番バスの運行は廃止となり、替わりにCarris社の1253番バスが運行しています。

下調べを全くせず行ったのですが、値段はお手頃だし、提供時間は速いし、美味しいしで当たりでした♪

バス停まですぐなので、バスに乗る直前にトイレに行けるというのも地味にうれしいポイント。

「せっかくなら現地の料理を食べたい!」という方は、駅周辺やシントラ・ヴィラにはポルトガル料理屋やカフェなどが他にもあるので、ぜひ気になるお店に行ってみてくださいね♪

ただし、シントラ・ヴィラで食事をした場合はシントラ駅までバスで5分(時間通りには来ない)、徒歩だと15分以上かかるので、移動時間を考えると慌ただしくなるかもしれません。

シントラ駅からロカ岬へ移動

「ロカ岬では昼間の景色も見たいけど、せっかくなら太平洋に沈む夕日もみたい!」

そんな欲張りさんは、日没時間の40分前にはロカ岬に到着するよう逆算して、シントラ駅を出発するバスに乗りましょう。

ロカ岬行きの403番バスは毎時10分/40分に出ていること、シントラからロカ岬は40~50分かかることを考慮すると、日没が19:30の場合は18:10のバスに乗る必要があります。

※Scotturb社の403番バスからCarris社の1253番バスに替わり、毎時10分/30分/50分にシントラ駅を出発

ロカ岬までの道はカーブが多くバスがかなり揺れるため、座席を確保できるよう早めにバス停に並んでおくことをおすすめします。

車酔いしやすい方は、酔い止めを飲んでおきましょう。

ロカ岬で絶景を満喫

・・・の前に、ロカ岬へ到着したら、バス停に貼ってある時刻表で帰りのバスの時間をまずは確認してください。

403番バスは『シントラ⇔ロカ岬』と『カスカイス⇔ロカ岬』の2つの経路があります。

※Scotturb社の403番バスの廃止により、
 シントラ⇔ロカ岬はCarris社の1253番バス
 シントラ⇔カスカイスはCarris社の1624番バスに変更

帰りは移動時間が短いカスカイス経由でリスボンに戻るため、カスカイス行きのバスの時刻表をチェックしてください。

バスはいつものごとく時間通りには来ませんが(笑)、サンセットに夢中になって乗り過ごすことがないよう、出発予定の時間にはバス停に戻るようにしてください。

さて、帰りのバスの時間を確認したら、いよいよ旅の締めくくりです。

ユーラシア大陸の最西端に位置するロカ岬。

目の前には真っ青な大海原が広がり、西日に照らされた崖の上には赤い屋根の灯台が。

ロカ岬といえばこの景色ですよね。

ロカ岬

140mの断崖絶壁の上に建つ記念碑には、ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ詩の一節が刻まれています。

Onde a terra se acaba e o mar começa ここに地果て、海始まる

かっこいい。

ロカ岬にある記念碑

この絶景をいつまでも眺めていたいところですが、ロカ岬は年中強風が吹き荒れています

所要時間1時間と書きましたが、正直45分くらいで限界(汗)

9月に訪れた際は、昼間は半袖で過ごせるくらいの気候なので上着も薄いものしか持っておらず、サンセット待ちの時間は凍えそうでした(泣)

あまりに寒い場合は、観光案内所へ避難しましょう。※有料トイレあり

同じ建物にカフェも入っているので温かい飲み物を飲みながら一息つけます。

夕方に訪れる場合は、夏場でも防寒対策を忘れずに!

寒さに耐えた甲斐あり、私が訪れた日は太平洋に沈む素晴らしい夕日を拝むことができました。

ロカ岬から見た夕日

日が沈んでから刻一刻と変わる、空のグラデーションも美しい♡

ロカ岬の夕焼け

ただし、美しいサンセットが見えるかはその日の天候次第。

もし観光する日が曇りで明らかにサンセットが見られないような天候であれば、潔くサンセットは諦めることも必要です。

その場合はシントラでの夕食をやめて、宮殿巡りの後すぐにロカ岬に向かう方が得策。

そうすればリスボンに帰ってからゆっくりと夕食を楽しむことができます。

ロカ岬を満喫した後は403番バス※1624番バスに変更(カスカイス行き)に乗り、カスカイス駅へと向かいます。

カスカイスからリスボンへ移動

カスカイス駅に着いたら、鉄道(カスカイス線)に乗りリスボンへ戻ります。

列車は平日夜なら20分おき、休日夜は30分おきに出ていますが、最新の時刻表はポルトガル鉄道の公式サイト(COMBOIOS DE PORTUGAL)で確認してください。

カスカイス線は朝利用したロシオ駅ではなく、カイス・ド・ソドレ駅に到着します。

※カイス・ド・ソドレ駅からロシオ駅までは、メトロのグリーンラインで2駅、徒歩なら15分。

駅から宿までのルートも事前に確認しておいた方が安心です。

おわりに

モデルプランを組んでみましたがいかがでしたか?

少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。

旅行する時期に合わせて自分好みにアレンジして、リスボンからの日帰り旅をめいっぱい楽しんでください♪


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コメント

  1. ゆきりん より:

    有料級の記事ありがとうございます!

    • ゆこ ゆこ より:

      ゆきりん様

      嬉しいコメントありがとうございます!
      もっと詳しく知りたいことなどありましたら、ぜひコメントでも問い合わせからのメッセージでも受け付けますのでどうぞ^^

  2. ゆきりん より:

    こんにちは。当方でも念のため貴方の記事を参考に最新情報を調べたところ、Train&Bus ticketは廃止され、403番バスも現在は運航していないようです。。

    • ゆこ ゆこ より:

      ゆきりん様

      なんと!貴重な情報ありがとうございます。
      こちらでも早急に調べ直して記事を修正したいと思います。

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