Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
「なかなか旅に行けないこんなときは、おうちで旅気分を味わおう♪」
…ということで、ポルトガル料理のレシピをご紹介!
第3弾となる今回は、日本ではエッグタルトの名で知られる、ポルトガルを代表するお菓子【パステル・デ・ナタ】です。
これまで同様、ポルトガルで購入したレシピ本をもとに、日本で簡単に手に入る材料で作ってみたので、写真付きで解説します!
パステル・デ・ナタとは?
パステル・デ・ナタは、何層にも重なった薄いパリパリのパイ生地に、カスタードクリームがたっぷり詰まった、ポルトガルの国民的お菓子。
ポルトガル以外の国では、たまにクッキー生地のものを見かけますが、本場はパイ生地です!
リスボンのベレン地区にあるジェロニモス修道院が発祥といわれ、200年以上にわたりポルトガルの人々に愛されてきました。
カフェやパン屋、スーパーなどで販売されているほか、街にはパステル・デ・ナタ専門店が数多くあり、いつでも焼き立てを味わうことができます。
1つ€1前後で食べられる手軽さもあって、老若男女問わず大人気のお菓子です。
パステル・デ・ナタの材料
用意する材料(10個分)
・冷凍パイシート 200g
・卵 6個
・生クリーム 1カップ
・牛乳 1/4カップ
・砂糖 1/2カップ
※オリジナルレシピはかなり甘いので、1/3カップにしてもOK
・コーンスターチ 大さじ1
※小麦粉で代用可
・レモン 皮1枚
※なくても可
私は砂糖の代わりにラカンカを使っていますが、もちろん普通の砂糖でOKです。
ラカンカは天然由来の甘味料でカロリー0。
砂糖と同じ甘さなので、同じ分量を置き換えるだけで、摂取カロリーを大幅にセーブすることができる優れものです。
LOHAStyle(ロハスタイル) 糖質制限 天然由来 非遺伝子組換え(Non-GMO)甘味料 ラカンカプレミアム カロリーゼロ 砂糖と同じ甘さ 800g
また、材料ではないのですが、パステル・デ・ナタ専用の型もご用意ください。
※花びらのように凹凸があるタイプではなく、表面がつるんとした丸い型。
約20個入り 再利用可能 エッグ タート モールド カップケーキ タルト キッチン ベーキングツール DIY
エッグタルトカップ 使い捨て エッグタルト型 ベーキングツール エッグタルト 錫箔紙コップ エッグタルト型 使い捨てアルミ箔 ベーキング用 ケーキ用 お菓子用 DIY製菓用品 ミニ アルミ箔 家庭用 ルト用 DIY製菓用品 ミニ アルミ箔 家庭用 100個入り
パステル・デ・ナタの作り方
下準備
(1)冷凍パイシートを、使う分だけ室温に戻す
(2)卵は卵黄と卵白に分けておく
※今回は卵黄だけを使います。
(3)レモンはできるだけ白い部分を削らないように、皮を薄く剥く
※今回はレモンの皮だけを使います。
カスタードクリーム作り
(1)鍋に生クリーム・牛乳・レモンの皮を入れて、泡立て器で混ぜる
(2)さらに卵黄を加えて、よく混ぜる
(3)最後にコーンスターチ・砂糖を加えて、よく混ぜる
この時点ではダマダマですが、次の工程でなめらかになるので気にしなくてOKです。
(4)ゴムベラに持ち替えて、弱火でとろみがつくまで絶えずかき混ぜる
鍋底から固まってくるので、しっかり混ぜて!
10分くらいでトロっとしてきました。
ゴムベラで混ぜたときに、鍋底が一瞬見えるくらいのとろみがベスト!
(5)とろみがついたらレモンの皮を取り出し、火からおろして粗熱をとる
沸騰直前までいくと、こんな感じでもったりとした重ためのクリームになります。
これでは、食べたときにクリームのトロッとした食感を味わうことができません。
特にとろみが出てからは加熱し過ぎないよう、絶対に鍋から目を離さないように!
パイ生地の成型
(1)パイシートを端からくるくると巻いていく
巻き終わりの部分には、少量の水をつけて密着させると形をキープできます。
(2)筒状に巻いた生地を、10等分(2cmくらい)にカットする
※パイシート2枚の場合は、5等分×2
(3)カットした生地を、型の中央に置く
このときに、断面が上を向くようにすること!
さて、ここからが山場!
タルトの形を作っていくよー!
(4)親指で、生地の中央をぐっと押してへこませる
(5)両手の親指を使い、中央から外側に向かって、型に沿うように生地を広げていく
型を両手でつかむようにして親指を使います。
ぎゅっと押しながら、外へ外へと生地を伸ばしていきましょう♪
親指を水で濡らすとやりやすいです。
(6)型の淵まで生地を伸ばす
焼き上げ
(1)オーブンを260℃に予熱しておく
※260℃まで上がらない場合は、できるだけ高温に設定
(2)タルト型を天板に並べて、粗熱を取ったクリームを流し込む
(3)15分間焼いて、こんがりいい感じの焦げ目がついたら完成!
我が家のオーブンは残念ながら210℃までしか上がらないため、20分ほど焼きました!
焼き上がり直後はクリームが膨らんでいますが、すぐに落ち着きます。
型から外し、熱々のうちに召し上がれ♪
ポルトガルではシナモンや粉糖を振りかけて食べるので、お好みでどうぞ♪
十分甘いので粉糖はいらない気もしますが…(笑)
シナモンは途中で味変するのにおすすめです。
熱々とろとろの甘~いクリームが、コーヒーによく合います♡
おわりに
ポルトガルの国民的お菓子【パステル・デ・ナタ】 の作り方をご紹介しました。
今回は、はかりいらずで計量も楽ちん♪
冷凍パーシートを活用すれば、こんなに簡単につくれちゃいます♪
我が家はオーブンの温度が低いため、本場のパリッとした食感を再現することはできませんでしたが、味はばっちり!
なにより出来立ての美味しさを味わえるのが、おうちで作る醍醐味です!
コーヒーや紅茶のおともに、ぜひいかがですか?
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