Olá!元ポルトガル在住者のゆこです。
「なかなか旅に行けないこんなときは、おうちで旅気分を味わおう♪」
…ということで、今回はポルトガル料理のレシピをご紹介します!
記念すべき第1弾は、ポルトガルの定番スープ【カルド・ヴェルデ】です。
以前「リスボンでお土産を買うならここ!可愛いくてレトロな雑貨の宝庫【A Vida Portuguesa】」で紹介したレシピ本をもとに作ってみたので、写真付きで解説します。
カルド・ヴェルデとは?
カルド・ヴェルデ(Caldo Verde)は細かく刻んだちりめんキャベツとジャガイモのスープ。
キャベツといっても、日本でよく見かける丸くて黄緑色のキャベツではありません。
葉が丸くならない、ケールのような濃い緑色のカラードグリーン(Collard Greens)というものを使います。
カラードグリーンとは?
キャベツやケールと同じアブラナ科の野菜。
葉が大きくて固く、味はキャベツよりもやや苦味があるのが特徴。
日本ではマイナーですが、欧米ではスーパーでもよく見かける一般的な野菜で、炒めたり煮たりして食べられます。
味付けは塩・こしょうのみでとってもシンプルですが、スライスしたチョリソーも入っていて、ピリッといいアクセントに。
もともとはポルトガル北部の伝統料理でしたが、今ではポルトガル全土で食べられる定番のスープです。
カルド・ヴェルデの材料
用意する材料(4人分)
・カラードグリーン 2枚
・じゃがいも 大3個
・玉ねぎ 中1個
・にんにく 2かけ
・チョリソー 1本
・オリーブオイル 1/2カップ
・水 6カップ
・塩こしょう 適量
※カラードグリーンが手に入らない場合は、ケールや小松菜で代用してもOK!
※レシピ本にはこれで4人前と書いてありましたが、実際に作ってみると軽く6人前はありました(笑)
初めて作る際は、半量でつくってみてもいいかもしれません。
私はチョリソーがなかったので、代わりにウインナー3本を使用
左の大きな葉っぱがカラードケールです。で、でかい。
右奥のガロ(雄鶏)が描かれた缶は、ポルトガルので購入したエキストラバージンオリーブオイル。
ポルトガルは良質なオリーブオイルが採れることでも有名です。
パッケージが可愛いいうえに、缶入りはビンより軽くてお土産におすすめ♪
そしてこのスープ、たっぷりのオリーブオイルが美味しさのポイントです♪
ぜひ、風味のよい良質なものを使ってください。
カルド・ヴェルデの作り方
(1)材料をカット
・カラードグリーンは2~3mmの千切り
・じゃがいもは1㎝の角切り
・玉ねぎ、にんにくはみじん切り
ちなみに、私はみじん切りの際にこのアイテムを使っています☟
玉ねぎのみじん切りもこれなら目が痛くなりません!神!!
材料を容器に入れて、緑色の部分をくり返し引っ張るだけ。
あっという間にみじん切りができちゃう、その名も「ぶんぶんチョッパー」。
しかも飛び散らないから、後片付けも楽ちん♪
保存用の蓋もついているので、みじん切りした容器のまま冷蔵庫で保存もできちゃいます。
優秀すぎるんですけどー♡
・チョリソー(またはウインナー)は薄切りにし、過熱が必要なものの場合は火を通しておきます。
(2)鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎとにんにくを半透明になるまで炒めます。
強火で5分くらい炒めたらこんな感じに。
オイルたっぷりなので焦げ付きません。
(3)じゃがいもと水を加えたら、塩・こしょうをして強火にかけ蓋をします。
(4)沸騰したら中火にして、20分煮込みます。
(5)いったん火を止めて粗熱を取り、ハンドブレンダーで混ぜます。
私の愛用ブレンダーはこちら☟
シンプルなデザインとコンパクトに収納できるところがお気に入りです。
なにより安い!これ大事。
(6)カラードグリーンとチョリソーを加えて、再び中火にかけます。
(7)10分ほど煮込んだら、塩・こしょうで味を調えて、最後にオリーブオイルをひとまわしして完成!
ポルトガルで購入した「COSTA NOVA」の器に盛りつけてみました♪
お気に入りの器で、ますます気分が上がります♡
おわりに
ポルトガルの定番スープ【カルド・ヴェルデ】の作り方をご紹介しました。
日本にある食材でも本場の味を再現できて、とっても簡単!
心も体もほっとするような、やさしい味わいの虜になること間違いなしです!
ぜひお試しあれ♪
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